Deschutes
読み:デシューツ
外語:Deschutes

 IntelIA-32(x86)プロセッサーのうち、第六世代に属する、Pentium IIの第二世代プロセッサーコアの開発コードネーム。
目次

概要
 先代コアKlamathをシュリンク(縮小)し、0.25μmプロセスルールにより製造されたもの。
 Intel純正のx86プロセッサーとしては初めてFSBクロック100MHzに対応した。2次キャッシュはオフダイだが、512Kiバイト搭載されている。
 このDeschutesから2次キャッシュを削除した製品が初代CeleronのコアCovington(コヴィントン)、Deschutesの2次キャッシュを128Kiバイトにしたものが二代目CeleronであるMendocino(メンドシノ)である。

特徴

仕様表
 型番は「80523」である。これはCovingtonと同じである。
項目特徴
マイクロアーキテクチャーP6マイクロアーキテクチャ
コアのクロック周波数266〜450MHz
FSBクロック100MHz
最大バス帯域幅 
1次命令キャッシュ16Kiバイト
1次データキャッシュ16Kiバイト
2次キャッシュ512Kiバイト(オフダイ)
製造プロセスルール0.25μm
ダイサイズ118.0mm2
集積トランジスタ数 
動作電圧1.8V
 主な対応機能に、次のようなものがある。

プラットフォーム

チップセット

後継
 後継コアは、SSEを搭載したPentium III用のコアであるKatmai(カトマイ)である。
 関連コアにCeleron用のものがある。

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