Mendocino
読み:メンドシノ
外語:Mendocino

 IntelIA-32(x86)プロセッサーのうち、第六世代に属するCeleronの、第二世代プロセッサーコアの開発コードネーム。
目次

概要
 先代コアCovington(コヴィントン)があまりにも低性能であったため、Covingtonに128Kiバイトの2次キャッシュを搭載した。
 300MHz版は、CovingtonとMendocinoで混在するため、Mendocinoのものは「300A MHz」と表示された。
 このプロセッサーコアはオーバークロック耐性がとても高かったことから、自作派の間で大ブレイクした。

特徴

仕様表
 型番は「80524」である。これはDixonと同じである。
項目特徴
マイクロアーキテクチャーP6マイクロアーキテクチャ
コアのクロック周波数300〜533MHz
FSBクロック66/100MHz
最大バス帯域幅 
1次命令キャッシュ16Kiバイト
1次データキャッシュ16Kiバイト
2次キャッシュ128Kiバイト
製造プロセスルール0.25μm
ダイサイズ 
集積トランジスタ数1890万
動作電圧1.6V
 主な対応機能に、次のようなものがある。

性能
 iCOMP Index 2.0では、性能値は次のようになっている。

プラットフォーム

チップセット

後継
 後継コアはCoppermine-128K(カッパーマイン-128K)である。

語源
 語源は地名で、カリフォルニア州メンドシノ郡から。

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