3C 58
読み:さんしーごーはち
外語:3C 58

 カシオペア座に見られる中性子星
目次

情報

基本情報

物理的情報

観測情報

主なカタログ番号

特徴

性質
 銀河系内の超新星残骸(星雲)中に見られるパルサーである。
 この天体は表面温度が100万度よりも低温と、中性子星としては温度が低く、少なくとも一部はクォーク星化していると考えられている。

由来
 由来には諸説ある。
 日本の「明月記」や支那での記録などにより、1181(養和元)年に超新星爆発を起こしたSN 1181の残骸とする説がある。この場合、年齢は約800年となる。
 しかし、1.4 GHz VLAでの観測によると、回転速度が遅く、ここから推定すると年齢は数千年となりSN 1181の残骸ではないことが示唆される、としている。

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