論理和
読み:ろんりわ
外語:OR
論理演算における加算演算のこと。排他的論理和と特に区別して「包含的論理和」という場合もある。
概要
二項演算であり、入力された論理のどちらか一方でも真値(true)なら真値が出力され、さもなくば偽(false)が出力される。
論理回路
二つの入力は、逆流しないように正方向のダイオードを介して接続する。これを二つに分けて、片方をプルダウンし、もう片方を出力とする。
入力AとBが共にローレベル(0V)である時、ダイオードには電流が流れない。出力は抵抗を介してGNDと結ばれるためローレベルとなり、これは偽(false)である。
入力A・Bの一方がハイレベル(5V)である時、ダイオードを介して出力に電流が流れるため、出力はハイレベルとなり、これは真値(true)である。
入力AとBが共にハイレベル(5V)である時も同様で、出力はハイレベルとなり、これは真値(true)である。
記述方法
数学や論理学(述語論理)では、一般に演算子に∨を使う(例: A∨B)。
回路設計では演算子に一般の加算記号と同じく+を使うことが多い(例: A+B)。
ビット演算
プログラムで記述する場合、C、C++、Javaでは「x = a | b」のように、BASICでは「X = A Or B」のように使う。
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