電磁波 |
辞書:科学用語の基礎知識 物理学編 (NPHYS) |
読み:でんじは |
外語:electromagnetic wave |
品詞:名詞 |
電子のような荷電粒子が加速度運動をすることにより発生するもの。「光」ともいう。
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概要 |
あらゆる電波、赤外線、紫外線、可視光線、X線、γ線などのような周波数を持つエネルギーのこと。
周波数が高いほど高いエネルギーを持ち、障害物に対しては低い周波数(長い波長)ほど有利となる。
夕日が赤いのは一つの例で、発生源(反射も含む)と受け取る側の相対速度によりドップラー効果を生じるため。また、遠方にある地球(太陽系・銀河系)から相対的に遠ざかる星や銀河のスペクトルは赤色(低い周波数/長い波長)に変移する。
特徴 |
正式には、電場の振動と、磁場の振動が互いにその状態を保ちながら波の形で広がっていくようなもののことを電磁波と定義する。その中でも特に波長の長い(周波数の低い)ものを電波と呼んでいる。
平面波の伝播のしかた
電波の英字(VHFやUHFなど)の呼び方については、国際電気通信条約無線規則による。
電磁波の分類 |
電磁波は、波長ごとに特徴が変わるため、波長ごとに分類される。
それぞれについて、その特徴を生かした使い方がなされている。
電波かどうかの区別は0.1mm(3THz)が基準で、これより波長が長い(周波数が低い)ものを電波という。その中で波長が1m以下、つまりUHF、SHF、EHF、サブミリ波はマイクロ波という。
リンク |
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