電波帯域の区分の一つ。ITU Radio Regulations(無線通信規則)の記号は「LF」、電波法施行規則では「キロメートル波」。

目次 範囲 特徴 前後の帯域

範囲

• 周波数: 30kHz〜300kHz
• 波長: 10km〜1km
• 周波数帯の番号: 5
• 周波数帯の略称: LF
• メートルによる区分: キロメートル波

特徴

電離層の活動などに影響されにくく、地表面に沿って非常に遠方まで伝わる性質がある。地形によって遮られることも少なく、超長距離の地上系通信用に使用される。

主にデッカ(無線航行)、船舶・航空機の航行用ビーコン、船舶・漁業通信に利用されている。

標準電波として、40kHzと60kHzがコールサインJJYで送出されている。

前後の帯域

(長波長) 超長波(VLF) ‐ 長波(LF) ‐ 中波(MF) (短波長)

リンク

用語の所属
電波帯域
電磁波
電波
LF
関連する用語
電離層

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