重力 |
辞書:科学用語の基礎知識 物理学編 (NPHYS) |
読み:じゅうりょく |
外語:gravity |
品詞:名詞 |
天体上の物質が、天体の中心に向かって引き付けられる力のこと。
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概要 |
一般相対性理論によると、重力とは空間の歪みである。言い替えれば、時空の曲がり具合が、すなわち重力場である。
素粒子物理学では、自然界に働く四つの基本相互作用の一つとして扱われ、これは区別して重力相互作用と呼ばれる。
特徴 |
到達距離 |
重力は、素粒子の一つ重力子(グラビトン)によって媒介される。
重力子の寿命および作用範囲は無限であるため、重力は無限遠まで到達すると言うことができる。
発見 |
重力の存在は古くから知られていた。
重力の強い場所では光ですら進路が歪められるが、天文学では重力レンズなどとして重力による現象を見ることができる。
引力 |
互いを引きつけ合う力を引力という。
主に、電磁相互作用や重力相互作用で生じる力である。天体同士に働くようなものは万有引力というが、電磁相互作用は無視できるので、これを単に引力と呼ぶこともある。つまり重力相互作用=万有引力である。
関連する理論 |
リンク |
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