水
読み:みず
外語:water
地球上で最も豊富な
物質
の一つ。生物細胞内で最も豊富な物質である。
目次
情報
誘導体、関連物質の例
特徴
危険性
性質
水の存在量
加水分解
水溶液
特異な高沸点
情報
分子式: H
2
O
分子量
: 18.015268
比重
: (該当資料なし)
融点
: 273.15K(0℃)
沸点
: 373.124K(100℃)(1
気圧
)
三重点
三重点温度: 273.16K(0℃)
三重点圧力: 611.73Pa
三重点密度: 0.99978[g/cm
3
]
臨界
臨界温度: 647.096K(374℃)
臨界圧力: 22.064MPa
臨界密度: 322[kg/m
3
]
CAS番号
: 7732-18-5
ICSC番号: (登録なし)
化学名: Dihydrogen Monoxide
外観:
無色透明
の
液体
で、無味無臭
誘導体、関連物質の例
氷
(個体の水)
純水
(高純度の水)
重水
(
重水素
で出来た水)
DHMO
水溶液
特徴
危険性
危険性については、日常生活で触れる一般的な
物質
と大差ない。
生物
には不可欠であるため、ヒトにおいても定期的に水を摂る必要がある。但し、過剰に摂取すると体内のイオンバランスが崩れる「水中毒」を起こすため、適量を摂ることが重要である。
大量に飲む場合(その必然性自体不明だが)には、水だけでなく
食塩
などを適度に混ぜると、水中毒の危険性が減る。
性質
水の存在量
地球上には海水という形でほぼ無尽蔵に存在する。太陽熱で
蒸発
して真水となり、
雲
となり
雨
となり地上に降り注ぎ再び海に流れることで地球を循環する。
生物に水は必須で、地上で生きる動物は体の中に水を貯える。例えば
人間
では
体重
の60%〜70%が水である。
加水分解
水と結びついて化学分解する反応を
加水分解
という。
エステルを酸とアルコールに分解する反応や、
蛋白質
を
アミノ酸
に分解する反応などに見られる。
水溶液
溶液
のうち、
溶媒
が水であるものを
水溶液
という。
例えば
食塩
(
塩化ナトリウム
)と水で作られる
食塩水
などは、身近な水溶液である。
塩化ナトリウムはNaClだが、水溶液中ではイオン化しており、Na
+
とCl
−
となっている。このように、水には
イオン結合
されている
物質
をイオン化させる働きもある。
特異な高沸点
水は水素2原子と酸素1原子という小分子で、
分子量
は約18しかない。その分子量から予想される
沸点
は約竏100℃だが、現実には極めて高い沸点(100℃)を持っている。
これは、互いの
分子
間に
水素結合
が働いており、非常に安定した構造を有するためである。
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