人間
読み:にんげん
外語:human being

 ひと。人類。いわゆる我々のこと。生物学では「ヒト」を標準和名とする。学名は「ホモ・サピエンス」。
目次

情報

分類

起源
 人類の祖先は、推定500万年程度前に、類人猿と枝分かれして誕生したと考えられている。
 DNAを元にした調査では、ミトコンドリアイブは約20万年前のアフリカの女性、Y染色体アダムは約19万年前のアフリカの男性に辿り着き、もって人間はアフリカで生まれ、世界中に広がっていったと考えられている。
 現在、ホモ属(ヒト属)ヒト(Homo sapiens)に属するのは、我々現代人のみである。

特徴
 21世紀初頭に世界に約65億おり、地球をほぼ支配している。

ヒト科
 ヒトが属するホモ属は、ヒト科の中の次のような位置にある。
 我々人間はヒト亜科ホモ属に属する。


 世界には様々な人間がおり、見た目の違いだけでも白人、黄色人、黒人とあるが、実は、人間は遺伝子レベルでの相違は驚くほど少ない。
 肌の色が違っても遺伝子レベルの差はチンパンジー各種(ボノボ除く)の差よりもずっと少ない。これは人類がアフリカを出るより前に大幅に数を減らし、その後再び人口が増加したためと考えられている。

人口
 国連は、2011(平成23)年10月31日に世界人口が70億人を超えたと発表した。実際にこの日に超えたのかどうかはもちろん分からないとしながらも、概ねこの頃に、ヒトは70億人を超えたもようである。
 なお、国連は1999(平成11)年に世界人口が60億人を超えたと発表していたが、後に、1998(平成10)年には既に60億人を超えていたらしいことが分かっている。
 なお、これは「通算」70億人目などではなく現在の人口が70億に達するということなので、世界中のすべての国で、国民の生没が完全に把握されていない以上、正確性は求めようがない。

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