水商売 |
辞書:科学用語の基礎知識 化学編 (NCHEM) |
読み:みずしょうばい |
品詞:名詞 |
「水」を売り物とする商売のこと。
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概要 |
本来水商売とは、収入が不確かで浮き沈みの激しい商売を総じて言うが、ここで述べる水商売は、それとは異なる水商売で、本当に水を売っている。
この商売はかなり儲けがあり、収入も浮いている。売るのは日本ではただ同然の水であり、大きな出費は宣伝費くらいしかないと見られるからである。清涼飲料水と似たような状況であろう。
特徴 |
悪質度 |
ただの水に、いかにも素晴らしい効能があるかのように宣伝して売るのが、この商売の特徴である。
しかし日本人は、科学知識が先進国でも最下層という情けない状態ゆえ、コロリと騙される。
アルカリ性が健康によいと片方で言いながら片方で酸性が良いと煽ってみたり、酸素は老化を進めると片方で言いながら片方で酸素入りの水を売ってみたり、化学調味料(アミノ酸)は健康に悪いと片方で言いながら片方でアミノ酸入りの水を売ってみたりと、もうやることは滅茶苦茶である。
効果・効能 |
現実的には、こういった水に特殊な効能がある可能性は、限りなくゼロに近い。
しかし難しいのは、この手の問題で、「効果がある」ことを証明することは可能(簡単とは限らない)が、「効果がない」ことを証明するのは不可能だからである(これを悪魔の証明という)。
この理由は、(世界中のほとんどの科学者が認める)「プラセボ効果」により、(仮にただの水道水でも)人によっては何らかの効果があることもあり、すべての人に効果なし、とは言えないからである。
従って、ここで紹介する「水」について結論は、全く効果が無いとは言い切れないが、効果があるという科学的根拠はなく、また全ての人に対して効果があるとは言えない。
これが、明確な効果効能を要求される医薬品ではないということを、利用者は冷静に判断して使用するかしないかを判断するべきである。
商品一覧 |
今のところ確認されている、素晴らしい水や、水に含まれるらしい物質たちを、50音順で紹介する。
リンク |
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