催眠鎮静剤 |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・用語編 (BPHAR) |
読み:すいみんちんせいざい |
外語:hypnotic |
品詞:名詞 |
不眠に効果がある薬剤。通称「睡眠薬」。
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概要 |
マイナートランキライザーの中で催眠作用が強いもので、通常の睡眠と似た中枢神経抑制状態を起こす薬剤のこと。
正しく用いれば不眠治療に役立つが、正しくない使い方をするといわゆる合法ドラッグになる。
様々な種類があるが、いずれにおいても服用前に用便を済ませておき、服用後は速やかに部屋の明かりを消し布団を被るのが鉄則である。
特徴 |
分類 |
現在は、成分から大きく三種類とその他に分類されている。
また効果時間から大きく四種類に分類されている。
主要なもの |
既に製造発売中止のものも含む。
安全性等 |
死ぬ可能性 |
自殺をするのに睡眠薬を飲んで、などということがある。
昔はバルビツール酸系しかなかったので、自殺も可能だった。しかし現在一般に使われるベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、安全性が高く、致死量は極めて多いため、これで死ぬことはまず不可能である。
ベンゾジアゼピン系で死ぬためには、例えばハルシオンなら150万錠を一度に飲まねばならず(のんびり飲んでいたら途中で寝てしまう)、当然吐いてはならない。しかし、幾ら頑張っても、そもそも胃に入りきらない。これで死ぬのは人の技を超えており、それだけ出来るなら人生のやり直しも可能であろう。
ちなみに、睡眠薬で死亡した場合は全身の筋肉が弛緩しているので、後に残される体は決して安らかに眠っているようには見えない。
副作用 |
副作用については、飲む薬剤それぞれによる。
一般的に見られる副作用には、次のようなものがある。
最後のおねしょというのは、睡眠薬により眠りが深くなり過ぎると、子供の頃のように尿意では目が覚めなくなり、もって幼少の頃のように失敗してしまうことを意味している。服用前には、必ず用便を済ませておくこと。
なお、アルコールと共に服用すると効果が増すものが多く、グレープフルーツ系の飲料と共に服用すると相乗効果が認められるものが多いが、副作用も増える可能性が高い。過剰投与(OD)も、このような副作用の率を上げる。
リンク |
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