アニリノピリミジン系酵素分泌阻害剤。農薬、殺菌剤、防黴剤。
- 分子式: C12H13N3
- 分子量: 199.3
- 比重: (該当資料なし)
- 融点: (該当資料なし)
- 沸点: (該当資料なし)
- CAS番号: 53112-28-0
- 化学名:
- IUPAC名: N-(4,6-dimethylpyrimidin-2-yl)aniline
- CAS名: 4,6-dimethyl-N-phenyl-2-pyrimidinamine
ピリメタニル

常温常圧乾燥下では、白色の結晶性粉末。
菌は、菌体内で作物の細胞壁を加水分解し破壊する酵素を作る。しかしこの物質は、その酵素の分泌を阻害し、もって作物への感染力を失わせる働きが有る。
うどんこ病、灰色かび病などに有効である。
危険性
- 引火点: (該当資料なし)
- 発火点: (該当資料なし)
- 爆発限界: (該当資料なし)
有害性
- 刺激
- 腐食性: (該当資料なし)
- 刺激性: (該当資料なし)
- 感作性: (該当資料なし)
- 毒性
- 急性毒性: (該当資料なし)
- 慢性毒性: (該当資料なし)
- がん原性: (該当資料なし)
- 変異原性: (該当資料なし)
- 生殖毒性: (該当資料なし)
- 催畸形性: (該当資料なし)
- 神経毒性: (該当資料なし)
- 規制値
- 一日許容摂取量(ADI): 0〜0.17mg/kg体重
- 暫定耐用一日摂取量(PTDI): (該当資料なし)
- 急性参照値(ARfD): (該当資料なし)
- 暴露許容濃度(TLV): (該当資料なし)
- 残留農薬基準: (該当資料なし)
環境影響
- 分解性: (該当資料なし)
- 蓄積性: (該当資料なし)
- 魚毒性: A類 (通常の使用方法では毒性に問題はない)
支那大陸では広く使われているようである、
2006(平成18)年8月22日、支那産ニンニク茎から残留基準値の4倍を超えるピリメタニルの検出が確認された。
また2007(平成19)年6月20日、支那産の冷凍食品のピーマンから残留基準値の2〜4倍のピリメタニルの検出が確認されたことを受け、厚生労働省が食品衛生法に基づく検査命令を出したと報じられている。
物質の特徴

農薬