組織代謝促進剤。アミノエチルスルホン酸、2-アミノエタンスルホン酸。
- 組成式: C2H7NO3S
- 構造式: H2N(CH2)2SO3H
- 分子量: 125.14
- 比重: (該当資料なし)
- 融点: 311℃〜312℃
- 沸点: (該当資料なし)
- CAS番号: 107-35-7
- ICSC番号: (登録なし)
- 化学名: 2-アミノエタンスルホン酸
タウリン
- 外観: 無色または白色の結晶性粉末
- 溶解性: (該当資料なし)
ヒトやネズミ、犬などは体内で合成することが出来る。
猫はタウリンを合成する酵素を欠くため、餌として得る必要があり、ネコ科動物が肉食なのは他の獣からタウリンを得る必要があるからである。
キャットフードの場合、ドッグフードと違いタウリンが強化されている。猫はドッグフードも食べるが、こればかりを与え続けると猫がタウリン欠乏症を起こすので注意が必要である。
含硫アミノ酸として分類されることが多いが、アミノ基は持つがカルボキシル基を持たないので実際にはアミノ酸ではなく、蛋白質を作ることもないアミノ酸様物質とされる。ネコ科動物ではビタミンであるが、ヒトは体内で合成できるのでビタミンではない。
人体内では筋肉や脾臓、脳、骨髄などに多く存在する。
人体内に存在する含硫アミノ酸様物質としては最も量が多い。
タウリンは、次のような様々な効能が確認されているらしい。
- 血圧の正常化
- 貧血予防
- 胆汁酸分泌を促して肝臓を強化する
- 神経伝達物質の働きを調節する
- 目の組織代謝を促し炎症によって損傷した目の組織の修復を助ける
貝類、烏賊(いか)、蛸(たこ)、魚などの魚介類に多く含まれる。
- 医薬品 (1gを超えて配合するもの)
- 医薬部外品 (1g以下配合するもの)
危険性
- 引火点: (該当資料なし)
- 発火点: (該当資料なし)
- 爆発限界: (該当資料なし)
有害性
- 刺激
- 腐食性: (該当資料なし)
- 刺激性: (該当資料なし)
- 感作性: (該当資料なし)
- 毒性
- 急性毒性: (該当資料なし)
- 慢性毒性: (該当資料なし)
- がん原性: (該当資料なし)
- 変異原性: (該当資料なし)
- 生殖毒性: (該当資料なし)
- 催畸形性: (該当資料なし)
- 神経毒性: (該当資料なし)
- 規制値: (該当資料なし)
環境影響
- 分解性: (該当資料なし)
- 蓄積性: (該当資料なし)
- 魚毒性: (該当資料なし)
用語の所属
アミノ酸
含硫アミノ酸
関連する用語
タウロコール酸
胆汁