グリチルリチン酸ジカリウム |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI) |
読み:ぐりちるりちんさん-じかりうむ |
外語:Glycyrrhizic acid dipotassium salt |
品詞:名詞 |
生薬系抗炎症剤。配糖体であるグリチルリチンのカリウム塩。グリチルリチンと同様に甘味がある。ジカリウムのジはギリシャ語数詞(接頭辞)のdiで2を意味する。
|
概要 |
基本情報 |
グリチルリチン酸ジカリウム
誘導体、関連物質の例 |
情報 |
薬効薬理 |
グリチルリチンと同様に、甘草の根から抽出している。
グリチルリチン酸ジカリウムは、1分子のグリチルレチン酸と、2分子のグルクロン酸が化合した化合物であるが、薬効自体はどちらも同じである。
目薬として目の炎症を抑えたり、歯磨き粉として甘味を付けつつ歯槽の炎症を抑えたりする用途に使われている。ボディーソープやシャンプー等にも使われている。
副作用 |
副作用は殆どなく安全性が高いが、過剰摂取では偽性アルドステロン症が生じることが分かり、以降、日本では1日の摂取量がグリチルリチン当量で200mgまでとなっている。
安全性 |
危険性 |
有害性 |
環境影響 |
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |