湘南ライナー
読み:しょうなんライナー
外語:Shonan liner
JR東日本
の、
ホームライナー
の運転系統呼称の一つ。湘南地区と都心部を快速運転で結ぶ座席定員式の通勤列車。
目次
概要
基本情報
起点・終点
路線
所属
特徴
コンセプト
横浜駅
料金
停車駅
関連する列車
主な車両
現行
過去の車両
概要
基本情報
軌間
: 1067mm軌道(JR在来線の
狭軌
)
単線複線: 全線
複線
電化区間: 全線
電化
、
架空電車線方式
・
直流電化
1500V
閉塞方式:
自動閉塞方式
運転速度: (未確認)
所要時間:
東京〜小田原 ‐ 70分前後(列車により差違あり)
起点・終点
起点:
東京
経由: 品川、
大船
終点: 小田原 (16号は平塚駅始発)
路線
列車によって経路が
大幅に
異なる。
東海道本線
東海道本線(別線) (東京〜品川) 横須賀線の線路
東海道本線(
品鶴線
) (品川〜鶴見)
東海道本線(東海道貨物線) (鶴見〜小田原)
所属
JR東日本
特徴
コンセプト
湘南地区と都心部の通勤に使う列車であり、その途中の混雑する駅であっても容赦なく通過する(例えば横浜駅は通過)ことで本来用途外の乗客を完全に排除しているのが特徴である。
また小田原発の場合は、大船までは乗車のみ、品川と東京は降車のみ可と設定された列車もある。
東海道本線を走る列車のうち、通勤時間帯の混雑のひどさは筆舌に尽くしがたいものがある。このため通勤にグリーン車も人気があったが、人気過ぎてグリーン車の着席すら困難になった。そこでサービス低下を避ける必要が生じ、着席サービス向上を目的として設定された。
横浜駅
この列車は、従来なら
寝台特急
を含めあらゆる
特急
が止まっていた
横浜駅
を通過するという、非常に画期的な列車である。
横浜駅は、他の駅の方が実際には便利な例も含めて乗り換え客が多く、ここで止めると列車内の乗客の変動が激しい。
湘南ライナーは、横浜駅の東側と西側を、結ぶという主目的達成のために、この横浜駅通過を実現した。これが大いに受け、
ライナー券
の券売機前には行列が出来るようになった。
料金
普通車への乗車には、乗車券の他に
ライナー券
が必要である。
グリーン車
は全席自由席であるため、
グリーン券
は必要だがライナー券は不要である。グリーン車が自由席であるため立席乗車が可能だが、この場合もグリーン券が必要なので注意。
停車駅
停車駅は列車により大きく異なる。
東京
新橋
品川
大船
藤沢
辻堂
茅ヶ崎
平塚
二宮
国府津
小田原
関連する列車
関連列車は2種類ある。
列車番号
は、関連列車と混在して降られており、行き先等こそ異なるものの、殆ど同じ列車として扱われているようである。
おはようライナー新宿 (小田原→大船→渋谷→新宿→品川→東京)
ホームライナー小田原 (新宿→渋谷→大船→小田原)
この2列車は以前は「
湘南新宿ライナー
」という類名列車多数の微妙な名前で混乱を招いていたことから、後に朝と夜の列車でそれぞれ別の名前に改名された。
これらは湘南ライナーとは異なり新宿・渋谷経由(または発着)となっており、そのために
湘南新宿ライン
が走っている線路、つまり東海道貨物線(
品鶴線
)や蛇窪線(大崎支線)を経て山手線に入ったり、横須賀線の走る線路を通ったりする。
主な車両
現行
185系
215系
251系
過去の車両
183系
189系
E351系
E257系
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