1号型ATS
読み:いちごうがたエイティーエス

 かつて、都営地下鉄都営浅草線に導入したATS
目次

概要
 ATS-Bを基本として、これに連続型の速度照査機能が付加されたものである。
 1号型という名は、浅草線の計画名が「都市計画1号線」だったことから命名された。

特徴

利用範囲
 当初は浅草線のみで利用されていた。後には、相互乗り入れ各会社も、1号型ATSを各社の事情に合わせたマイナーチェンジをしながら、ほぼそのまま採用された。このことから、その性能と完成度の高さが分かる。
 このATSは、無閉塞運転時に制限速度が15km/h(36km/hBeat)になるという機能がユニークなようである。
 浅草線は老朽化のため、ディジタル式の後継となるC-ATSに保安装置を変更、他社も徐々にはC-ATSに置き換えを進めた。京急では営業路線では全廃され車両基地でのみ使用、京成でも一部区間を除いて置き換えられた。

採用会社

現行

過去

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