北総鉄道
読み:ほくそうてつどう
外語:Hokuso-Railway

 東京都から千葉県に掛けて営業している鉄道事業者の一つ。京成グループの会社である。パスネットおよびPASMOに加盟している。
目次

概要

基本情報

沿革

特徴

路線
 2012(平成24)年現在、北総線は次のような構成となっている。

相互乗り入れ
 京成高砂駅から京成、都営浅草線、京急へと相互乗り入れをしている。
 早朝や深夜を除いて線内折り返し列車は無く、印旛日本医大と都営浅草線方面とを結ぶ列車ばかりである。

C-Flyer
 千葉ニュータウン鉄道が所有している「C-Flyer」の管理を行なっている。

補足

由来
 2012(平成24)年現在、京成高砂〜小室の総営業キロ19.8kmを営業している、京成電鉄が筆頭株主となる京成グループの鉄道事業者である。
 千葉ニュータウンの開発のために作られた鉄道であり、この鉄道の歴史は千葉ニュータウンの歴史そのものでもある。
 当初は京成グループ主体で建設された鉄道であったが、京成グループの経営悪化を受けて千葉県や公団の出資で第三セクター鉄道となった。
 営業利益は出しているものの建設に伴う借入金の額が膨大すぎ、毎年順調に損失を増やす債務超過状態である。

その後
 出資者だった当時の都市基盤整備公団(宅地開発公団→住宅・都市整備公団→都市基盤整備公団→独立行政法人都市再生機構)が鉄道事業から撤退した。
 残された鉄道施設や車両を運営するために千葉ニュータウン鉄道が設立され、千葉ニュータウン鉄道所有の小室駅〜印旛日本医大駅に第二種鉄道事業者として乗り入れるという運営形態となった。
 そして、これらの区間を「北総線」として営業している。

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