ATS-B
読み:エイティーエス-ビー
外語:ATS-B
かつて国鉄の一部で採用されていたATSの方式。
ATS-Sと機能的な差は無いが、ATS-Sでは地上子を使うところを、この方式ではレールに信号を流す点が違う。
中央線の国電区間で採用されていたが、東北新幹線の東京乗り入れに伴い新幹線の交流電流のために ATS-B方式ではATSが誤作動すると考えられたため、同区間はATS-Bに代わってATS-Pが採用された。また、同じくATS-Bが採用されていた赤羽線は、東北新幹線の真横に建設された埼京線と繋がることになったため、同じ理由でCS-ATCが採用された。
この装置を搭載した車両には、乗務員室の扉の横に "B" の表示がある。
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