JR西日本の鉄道路線の一つ。大阪の東部地域を概ね南北に結ぶ計画。計画路線名は「大阪外環状線」。
- 総延長: 9.2km(現在営業中の区間のみ)
- 軌間: 1067mm軌道(JR在来線の狭軌)
- 駅数: 13駅(計画中の駅数。起点、終点の駅を含む)
- 単線複線: 全線複線
- 電化区間: 全線電化、架空電車線方式・直流電化1500V
- 閉塞方式: 自動閉塞方式
- 保安装置: ATS-P、ATS-SW
- 運転速度: 最高120km/h(288km/hBeat)
- 梅田貨物線 (北梅田駅〜新大阪駅〜仮称西吹田駅) (計画中)
- 片町線貨物支線(城東貨物線)
(仮称西吹田駅〜鴫野駅〜放出駅) (建設中)
放出駅〜久宝寺駅
鴫野駅〜放出駅は片町線と並走する新線として新規に建設されるが、片町線とは別線となる。
- 2008(平成20)年3月15日: 放出駅〜久宝寺駅までが部分開業
今後の予定
- 2018(平成30)年度: 新大阪駅〜放出駅が開業予定
元々は貨物線だったものを旅客線化して運行が開始された路線の一つである。
放出〜八尾、鴫野〜吹田が片町線貨物支線(城東貨物線)として存在し貨物線として利用されていたが、これを活用して大阪市外縁部の放射状鉄道を相互に連絡する構想が持ち上がり、これが実現したものが「おおさか東線」である。
まず第三セクター会社の大阪外環状鉄道株式会社が作られ、線路の改良・建設・保有をする第三種鉄道事業者となっている。
JR西日本とJR貨物は、ともにこの線路上で列車を運行する第二種鉄道事業者となった。
西吹田から西区間の東海道本線と並走区間については、当初は東海道本線の東側に新しく線路を敷設し、新大阪駅へと至る計画だった。
しかし用地取得に難航したこと、開かずの踏切問題などがあったことから計画変更となり、東海道本線の西側にある既存の貨物線、梅田貨物線に乗り入れて新大阪へと至るよう計画が変更され、東海道本線を跨ぐ橋(跨線橋)が作られた。
以下、(ラチ内)はラチ内乗り継ぎ可能なことを示し、記述の無いものは全てラチ外乗り継ぎとなるものを示す。
↑これ以前、新大阪からの区間は現在未開通。
- 放出駅
- 高井田中央駅
- JR河内永和駅
- JR俊徳道駅
- JR長瀬駅
- (仮称)衣摺 (2018(平成30)年度頃予定)
- 新加美駅
- 久宝寺駅
まだ営業を開始していない区間。
- 北梅田駅(仮称)
- 新大阪駅(仮称)
- 西吹田駅(仮称)
- 淡路駅(仮称)
- 都島駅(仮称) (※地下鉄都島駅とはまったく違う場所に作られる)
- 野江駅(仮称)
- 鴫野駅
- 放出駅
↓以下、営業中の区間
(未確認)
(未確認)
峠はない。
- 大阪府
- 大阪市(北区 ‐ 淀川区) ‐ 吹田市 ‐ 大阪市(東淀川区 ‐ 都島区 ‐ 鶴見区) ‐ 東大阪市 ‐ 大阪市(平野区) ‐ 八尾市
関連するリンク
えきから時刻表 おおさか東線用語の所属
西日本旅客鉄道