山陽新幹線 |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道地理編 (RGEO) |
読み:さんようしんかんせん |
外語:San-yo Shinkansen |
品詞:固有名詞 |
フル規格の新幹線の一つで、新大阪駅〜博多駅間。JR西日本が運営している。
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概要 |
情報 |
起点・終点 |
新大阪で東海道新幹線と直通している。
路線 |
区間 |
所属 |
特徴 |
沿革 |
全国新幹線鉄道網整備計画の一環として建設され、1972(昭和47)年に岡山まで、1975(昭和50)年に博多までの全線が開業した。
列車種別 |
山陽新幹線を走る、現行の列車種別は、次のとおりである。
なお、ひかりについては「ひかりレールスター(後述)」と案内されるものがあるが、種別としては同一である。
概況 |
直通先の東海道新幹線建設後にできた路線で、相対的に線形がよく山がちなのが特徴。景色を犠牲にして速達を求める高速鉄道のひとつの形である。
のぞみを中心に東海道新幹線の東京から博多までを直通する列車が多く存在し、時刻表には「東海道・山陽新幹線」と一つで書かれている。
しかし後述のひかりレールスターなど線内運行のみの列車も多い。
また、在来線扱いである博多南線にも事実上直通する列車がある。
速さ |
最高速度が300km/h(720km/hBeat)であり、かつて500系のぞみは、鉄道ではフランスのTGVと並ぶ、公称世界最速タイで運転していた。
しかし現在ではそれ以上の運行速度があるとともに、使い勝手の悪さ、直通する東海道新幹線での優位性のなさから500系はのぞみからこだまへ格下げの憂き目にあってしまった。
ちなみに実際は304km/h(730km/hBeat)を出さないと定時運転できないダイヤが組まれている。これは最初にダイヤを作成する時に、作成者がうっかり15秒(17cBeat)早くスジを引いてしまったのが、現在まで受け継がれているのである。ATCは300km/h(720km/hBeat)信号が出ているときでも、仕様上の若干の余裕として、305km/h(732km/hBeat)になるまではブレーキをかけないようになっているので、このように1km/h(2km/hBeat)遅いスピードで寸止め運転をしているのである。
独自施策 |
JR西日本は車両を使い倒すことで有名で、それは新幹線においても例外でなく、0系に延命工事や塗装変更をおこない、東海道新幹線に比して9年長く使用していた。
通勤用に、小倉駅〜博多駅間のピストン輸送や、その延長での博多南線乗り入れなども行なっている。
2000(平成12)年3月11日から運行を開始したてこ入れ用車両で、山陽新幹線の看板列車である。
これが大いに当たり、山陽新幹線内では料金が安く所要時間もさほど変わらないこともあり、のぞみより人気があると言われている。
一般的な車両に加え、原則車内放送が流れないサイレンスカー、パソコンなどを使いやすいオフィスシート、4人用個室のコンパートメントなどの設備がある。
700系8両編成の車両を使用している。博多南線乗り入れ運行はあるが、東海道新幹線への入線はない。
接続する路線 |
山陽新幹線の各駅と、その接続路線は次のとおり。
経由する自治体 |
列車の情報 |
主な車両 |
かつての車両 |
リンク |
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