大田原市
読み:おおたわら-し
外語:Ohtawara City
栃木県大田原市。栃木県の北部に位置する市。
目次
概要
基本情報
通信
象徴
沿革
歴史
地理
地勢
町域
隣接する自治体
運輸交通
主な道路
一般国道
地方道
道の駅
鉄道
飛行場
行政
議会(大田原市議会)
国政選挙
民度、民意
特徴
観光
名産品
教育熱心な市の姿
概要
基本情報
地域:
関東地方
面積: 354.12km(合併前の大田原市133.80km
2
・旧黒羽町32.68km
2
・旧湯津上村187.64km
2
)
人口: 77,833人・27,853世帯(2010(平成22)年3月1日現在、H17国勢調査確報値に基づく推計)
市役所所在地
: 〒324-8641 栃木県大田原市本町1-4-1、代表電話0287-23-1111
地方公共団体コード(市区町村コード): 09210-0
市長: 津久井富雄(2010(平成22)年3月就任、1期目)
通信
郵便番号
: 324-0xxx(旧黒羽町は324-02xx、旧湯津上村は324-04xx)
市外局番
: 0287
象徴
市花: 菊
市木:
イチョウ
市鳥: 指定なし
市獣: 指定なし
市蝶: 指定なし
市魚: 都〓(ミヤコタナゴ)
市貝: 指定なし
市歌: 大田原市歌(作詞 吉川静夫、作曲 大村能章)
沿革
1954(昭和29)年12月: 大田原町・金田村・親園村の1町2村が合併し市制施行
1955(昭和30)年11月: 佐久山町を吸収合併
2005(平成17)年10月1日: 那須郡黒羽町・湯津上村を吸収合併
歴史
大田原の歴史は古く、約1万3000年前の旧石器時代に遡ることが遺跡発掘調査によって判明している。
約4500年前の縄文時代には幾つかの大きな集落が作られ、平安時代には那須一族の荘園となった。
室町時代後期に那須家の家臣の大田原資清が大田原城を築城した。この城下町が現在の大田原市街地の基礎となり、また現在の市名の由来ともなる。
1871(明治4)年の廃藩置県で大田原県ができ、その後は栃木県に統合された。1889(明治22)年に大田原町となり、1954(昭和29)年12月、当時の大田原町・金田村・親園村の1町2村が合併して誕生した。
その後も周辺の町村を合併し、1955(昭和30)年11月に旧・佐久山町を合併、そして2005(平成17)年10月1日に那須郡黒羽町・湯津上村を吸収して現在の大田原市となった。
地理
地勢
北と東を山に囲まれた場所にあり、市内を那珂川・箒川が貫流する。
那珂川・箒川は、鮎の漁獲量日本一の清流として知られる。
東は八溝山系の山間部、西は平野部である。
町域
市内の多くの場所で住居表示が実施されている。
区内の主な町域は次の通り(ほぼ50音順)。※が附されているのは、まだ住居表示未実施の地名である。
あ行
赤瀬(あかぜ)
浅香(あさか)
浅香一丁目
浅香二丁目
浅香三丁目
浅香四丁目
浅香五丁目
荒井(あらい)
新宿(あらじゅく)
市野沢(いちのさわ)
今泉(いまいずみ)
薄葉(うすば)
宇田川(うだがわ)
雲岩寺(うんがんじ)
大神(おおがみ)
大久保(おおくぼ)
大豆田(おおまめだ)
大輪(おおわ)
岡(おか)
荻野目(おぎのめ)
奥沢(おくさわ)
乙連沢(おとれざわ)
か行
加治屋(かじや)
片田(かたた)
片府田(かたふた)
鹿畑(かばた)
上石上(かみいしがみ)
上奥沢(かみおくさわ)
亀久(かめひさ)
川上(かわかみ)
川田(かわだ)
河原(かわら)
木佐美(きざみ)
北大和久(きたおおわぐ)
北金丸(きたかねまる)
北滝(きたたき)
北野上(きたのがみ)
久野又(くのまた)
倉骨(くらほね)
黒羽田町(くろばねたまち)
黒羽向町(くろばねむこうまち)
小滝(こだき)
小船渡(こぶなと)
さ行
佐久山(さくやま)
寒井(さぶい)
佐良土(さらど)
※品川(しながわ) (→蛭田品川)
下石上(しもいしがみ)
城山(しろやま)
城山一丁目
城山二丁目
新富町(しんとみちょう)
新富町一丁目
新富町二丁目
新富町三丁目
末広(すえひろ)
末広一丁目
末広二丁目
末広三丁目
須賀川(すかがわ)
須佐木(すさぎ)
住吉町(すみよしちょう)
住吉町一丁目
住吉町二丁目
狭原(せばはら)
狭原中の原(せばはらなかのはら)
た行
滝岡(たきおか)
滝沢(たきざわ)
親園(ちかその)
中央(ちゅうおう)
中央一丁目
中央二丁目
寺宿(てらじゅく)
戸野内(とのうち)
富池(とみいけ)
な行
中田原(なかだわら)
中野内(なかのうち)
※中の原(なかのはら) (→狭原中の原、→蛭田中の原、→湯津上中の原)
南方(なんぼう)
練貫(ねりぬき)
は行
蜂巣(はちす)
花園(はなぞの)
羽田(はんだ)
桧木沢(ひのきざわ)
平沢(ひらさわ)
蛭田(ひるた)
蛭田品川(ひるたしながわ)
蛭田品川1
蛭田中の原(ひるたなかのはら)
蛭畑(ひるはた)
福原(ふくわら)
藤沢(ふじさわ)
富士見(ふじみ)
富士見一丁目
富士見二丁目
堀之内(ほりのうち)
本町(ほんちょう)
本町一丁目
本町二丁目
ま行
前田(まえた)
町島(まちじま)
実取(みどり)
南金丸(みなみかねまる)
美原(みはら)
美原一丁目
美原二丁目
美原三丁目
紫塚(むらさきづか)
紫塚一丁目
紫塚二丁目
紫塚三丁目
紫塚四丁目
元町(もとまち)
元町一丁目
元町二丁目
や行
矢倉(やぐら)
八塩(やしお)
山の手(やまのて)
山の手一丁目
山の手二丁目
湯津上(ゆづかみ)
湯津上中の原(ゆづかみなかのはら)
余瀬(よぜ)
ら行
両郷(りょうごう)
わ行
若草(わかくさ)
若草一丁目
若草二丁目
若松町(わかまつちょう)
隣接する自治体
北: 栃木県那須塩原市、那須郡那須町、福島県東白川郡棚倉町
東:
茨城県
久慈郡大子町
南: 栃木県那須郡那珂川町、
さくら市
西: 栃木県矢板市
運輸交通
主な道路
市の西を
東北自動車道
が走るが、僅かに掠らない。
また、多数の農道らしき道が存在する。代表はライスラインと呼ばれる環状線である。
一般国道
国道4号
国道294号(旧陸羽街道)
国道400号
国道461号
(黒羽街道、日光北街道)
地方道
栃木県道13号大子黒羽線
栃木県道27号那須黒羽茂木線
栃木県道28号大子那須線
栃木県道34号黒磯黒羽線
栃木県道48号大田原氏家線
栃木県道52号矢板那珂川線
栃木県道53号大田原高林線
栃木県道72号大田原芦野線(旧陸羽街道)
栃木県道114号佐久山喜連川線(旧陸羽街道)
栃木県道167号蛭田喜連川線
栃木県道170号親園南金丸線
栃木県道179号稲沢黒羽線
栃木県道182号東小屋黒羽線
栃木県道185号関谷上石上線
栃木県道192号滝沢野崎停車場線
栃木県道205号須賀川大子線
栃木県道285号福原小川線
栃木県道298号小口黒羽線
栃木県道306号西那須野下石上線
栃木県道321号南方須佐木線
栃木県道342号中田原寒井線
栃木県道343号蛭畑須佐木線
広域農道 ライスライン 環状線
八溝林道
道の駅
市内には1ヶ所の
道の駅
が存在する。
駅名
沿線道路
住所
電話番号
那須与一の郷
国道461号
大田原市南金丸1584番地6
0287-23-8641
鉄道
JR東北本線
東北新幹線
市内の駅はJR東北本線の野崎駅のみ。
飛行場
市内に
飛行場
は無い。
行政
議会(大田原市議会)
2011(平成23)年12月13日現在、市議会議員、定数26名、現役26名
任期2011(平成23)年12月1日〜2015(平成27)年11月30日。
政友会: 10名
新政会: 7名
大志会: 3名
一誠会: 3名
公明クラブ: 2名 (公明党)
無会派: 1名
公明党以外は全て無所属で立候補している。
国政選挙
衆議院比例代表: 北関東ブロック
衆議院小選挙区: 栃木県第3区
参議院選挙区: 栃木県選挙区
民度、民意
投票率は平均5〜6割で、投票率は平均的な市である。
2010(平成22)年3月14日: 大田原市長選挙、投票率68.68%
2007(平成19)年11月18日: 大田原市議会議員選挙、投票率64.84%
2006(平成18)年3月12日: 大田原市長選挙、投票率55.03%
2006(平成18)年3月12日: 大田原市議会議員補欠選挙、投票率53.05%
2005(平成17)年11月6日: 大田原市議会増員選挙、投票率80.3%(湯津上選挙区)、77.63%(黒羽選挙区)
特徴
観光
城と城下町
大田原城
黒羽城
神社
大田原神社
大田原護國神社
那須神社
福原八幡宮
寺院仏閣
竜泉寺
光真寺
忍精寺
金燈籠
大雄寺
雲厳寺
玄性寺
金剛寿院
実相院
法輪寺
その他
旧黒羽銀行
下侍塚古墳
上侍塚古墳
国造碑
名産品
順不同。
唐辛子
とんがらし麺
教育熱心な市の姿
2005(平成17)年の教科書採択において、7月12日、大田原市教科書採択協議会の調査員会は扶桑社の新しい歴史教科書が学習指導要領に最も忠実な教科書であり「日本文化に対する誇りと愛情を育むよう配慮されている」ため望ましいとする報告をまとめた。
これを元に翌13日、市教委は正式に採択を決定した。同年10月1日に市町村合併で黒羽町と湯津上村を合併したことで、この地域でも利用可能となった。
当時は、過激派から「扶桑社の教科書採択をやめないと、市内の子供を次々に殺す」などの脅迫電話が掛かったりもしたが、それでも採用した大田原市はよく頑張ったと言える。
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