稲城大橋有料道路
読み:いなぎおおはし-ゆうりょうどうろ
稲城大橋で多摩川を渡る道路であり、過去有料道路だった頃、この名前だった。現在の呼称は定かではないが、単に「稲城大橋」と呼ばれることが多いようである。
以下は、当時の情報。
目次
情報
起点・終点
設計諸元
規制等
法定路線名
通称
沿革
通行料金
状況
有料道路
将来計画
特徴
接続する主な道路
沿道施設、観光地等
道の駅
主な橋
主なトンネル
主な峠
並行する鉄道
経由する自治体
情報
起点・終点
起点
:
東京都
稲城市東長沼
終点
: 東京都
府中市
押立町4丁目(
稲城IC
) (※座標は概略位置)
延長: 1.9km
設計諸元
構造規格: (未確認)
設計速度: (未確認)
道路幅員: 23.0m〜51.4m(橋梁部25m)
車線数: 4車線
規制等
制限速度: (未確認)
最低速度
: 設定なし
標識規制: (未確認)
法定路線名
東京都道9号川崎府中線
通称
稲城大橋
沿革
1995(平成7)年4月: 供用開始
2010(平成22)年4月1日00:00(
31日
@666): 無料開放
通行料金
稲城大橋自体の料金は次の通りだった。
軽自動車等: 150円
普通車: 200円
中型車: 200円
大型車: 300円
特大車: 550円
軽車両等: 20円
中央道に乗るためには更に中央道の料金が必要である。但し軽車両は中央道に入ることができない。歩道があり、歩行者・自転車は歩道を無料で通行できた。
また、次のような回数券も存在した。
軽自動車等
普通車
中型車
大型車
特大車
11回券
1,530円
2,040円
2,040円
3,060円
5,600円
60回券
7,650円
10,200円
10,200円
15,300円
28,030円
100回券
12,230円
16,300円
16,300円
24,470円
44,850円
次の場所で販売されていた。
稲城大橋有料道路料金所ブース、管理事務所
JA東京みなみ稲城支店(軽自動車等、普通車のみ)
セブンイレブン 矢野口中央店(軽自動車等、普通車のみ)
ファミリーマート加藤稲城店(軽自動車等、普通車のみ)
ファミリーマート稲城矢野口店(軽自動車等、普通車のみ)
ファミリーマート稲城向陽台店(軽自動車等、普通車のみ)
ファミリーマート若葉台店(軽自動車等、普通車のみ)
ファミリーマート多摩唐木田店(軽自動車等、普通車のみ)
回数券の販売は2010(平成22)年2月15日で終了した。払い戻しは、稲城大橋管理事務所では2010(平成22)年3月31日まで、東京都道路公社本社、JA東京みなみ稲城支店シンフォニー(農産物直売所)と郵送では2010(平成22)年6月30日(必着)まで受け付けるとしている。
状況
有料道路
多摩川に掛かる橋の渋滞緩和を目的に作られ、1995(平成7)年4月に開通し、東京都道路公社が管理していた。
一日2万2000台の利用を見込んだが、現実には一日約1万1000台、毎年約400万台(公社発表、但し報道では一日平均約9,500台)と低迷した。
建設費償還のため2024(令和6)年度まで有料とする計画であったが、不況もあってか利用は低迷を続け償還の目途が立たなくなったため、都は無料化に踏み切った。借入金の一括償還のため都の税金計41億円を充て、2010(平成22)年4月1日より無料化された。これに伴い、道路を管理していた道路公社は3月末で解散された。
2010(平成22)年1月25日に道路公社が発表したところでは、開通以来、約6千6百万台が利用したとする。
将来計画
現時点では、
稲城IC
は中央道の新宿方面にしか繋がっていない
ハーフインターチェンジ
で、八王子方面には現時点では接続されていない。
フルインターチェンジになる可能性もあったが、無料化されてしまったこともあり、財源がないことから今後の改善は期待はできない。
将来的な構想として、
川崎縦貫道路
が稲城大橋有料道路に接続され、中央道と
高速湾岸線
を結ぶ道路となる予定があったが、これも実現性については不明である。
特徴
接続する主な道路
東京都道9号川崎府中線
中央自動車道富士吉田線
(
中央自動車道
)
沿道施設、観光地等
多摩川
道の駅
道の駅
はない。
主な橋
稲城大橋
主なトンネル
トンネル
はあるが名称は不明。
主な峠
峠
はない。
並行する鉄道
特になし。
経由する自治体
東京都
稲城市 ‐
府中市
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