東京都目黒区に建設された、高速3号渋谷線(3)と中央環状線(C2)とのジャンクション。

目次 概要 位置情報 接続する道路 沿革 特徴 目的 地下と高架 ループ 屋上 前後の施設 高速3号渋谷線 高速中央環状線

概要

位置情報

• 概略位置: 東京都目黒区大橋1丁目 付近

接続する道路

• 高速3号渋谷線(3)(東京都道首都高速3号線)
• 高速中央環状線(C2)
  • 中央環状品川線(東京都道首都高速目黒板橋線)
  • 中央環状新宿線(東京都道首都高速目黒板橋線)

沿革

• 2010(平成22)年3月28日16:00(@333): 供用開始

特徴

目的

このジャンクションは、(3)と(C2)の両道路がフルアクセス可能なように設計されている。

このジャンクションを利用すると東北方面と東名高速との交通に都心環状線を使う必要が無くなり、混雑は半減すると見込まれている。

地下と高架

既存の高速3号渋谷線(3)は国道246号の上を走る高架の道路である。一方、高速中央環状線(C2)は鉄道などを避けるために大深度地下に建設されている。

つまり、このジャンクションは、高架と大深度地下を結ぶという、高低差の激しいジャンクションとなる。

ループ

地下と高架を少ない土地面積で接続するため、ジャンクションには楕円状のループが設置される。

このループは周囲の長さ約400mとなっており、この中を周回しながら地下と地上を行き来する。

このループは2車線の四階建てであり、下から順に、新宿線方面(下層)、3号線方面(下層)、新宿線方面(上層)、3号線方面(上層)、となっている。

つまり下から上へ行くとすると、下のループを一周すると上のループになり、ここを一周するとループを出て3号線に繋がることになる。

屋上

ループはコンクリートで蓋するように覆われる。目黒区は、ここに約7000m²の公園(仮称「大橋一丁目公園」)を作るとしている。

これは、安心して子供を遊ばせられる公園が欲しいという区民からの要望に応えるものとしている。

また、大橋図書館などが入る再開発ビルや、国道246号線歩道橋に繋がるデッキなどとも結ぶとしている。

前後の施設

高速3号渋谷線(3)

(西)東京IC ‐ 用賀 ‐ 三軒茶屋 ‐ 池尻 ‐ 大橋JCT ‐ 渋谷 ‐ 高樹町 ‐ 谷町JCT(東)

高速中央環状線(C2)

(北)西新宿JCT ‐ 初台南出入口 ‐ 富ヶ谷出入口 ‐ 大橋JCT ‐ 五反田出入口 ‐ (大井JCT)(南)

リンク

用語の所属
ジャンクション
関連する用語
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