東京都葛飾区堀切に作られた、中央環状線(C2)と向島線(6)とのジャンクション。小菅JCTより1km少々南にあり、都心への最重要アクセスルートの一つだが、万年渋滞の魔のジャンクションでもある。
- 1982(昭和57)年3月: 内回り方向(小菅JCT方向) 供用開始
- 1983(昭和58)年11月: 外回り方向(湾岸線方向) 供用開始
高速中央環状線(C2)中央環状王子線が開通し、高速川口線(S1)や高速5号池袋線(5)方面へ逃げるルートが出来、都心へ向かう向島線(6)の交通分散は多少実現されたが、それでも混雑は相変わらずである。
東京外環自動車道(外環道)が高速7号小松川線(7)や高速湾岸線(B)に接続され、また高速中央環状線(C2)が中央自動車道・東名高速道路と接続されれば車の流れの分散が実現されると予想されるが、それまでは重要なジャンクションであり続けるだろう。
内回りは動線が悪く、車線変更が発生し渋滞の原因となっている。
四つ木入口→堀切JCT
四つ木入口→堀切JCTの動線は混雑緩和を目的とし、2004(平成16)年4月12日早朝に区画線変更の対応がされた。
以前は、湾岸線(B)方向から来た高速中央環状線(C2)二車線のうち、左車線は向島線(6)への分岐、右車線が先の本線の左車線となり、先の本線の右車線は四つ木入口からのランプがそのままとなっていた。実質、(C2)直進は一車線に絞られていたわけである。
しかし向島線(6)に行く車より直進車の方が圧倒的に多いため、車線変更で渋滞となっていた。
動線変更後は2車線で本線直進となり、左車線から向島線(6)へ分岐、四つ木入口からのランプは右車線への流入、ということになった。
堀切JCT→小菅JCT
高速中央環状線(C2)に向島線(6)が左から合流し、一番右の車線(つまり(C2)の追い越し車線)が無くなって3車線になる。
2001(平成13)年3月の改良により、左2車線が(C2)、右2車線が向島線(6)の4車線となっている。
(内)(本木JCT)(仮称) ‐ 千住新橋 ‐ 小菅JCT ‐ 小菅 ‐ 堀切JCT ‐ 四つ木 ‐ 平井大橋 ‐ (小松川JCT)(仮称)(外)
(西)江戸橋JCT ‐ 箱崎JCT ‐ 両国JCT ‐ 駒形 ‐ 駒形PA ‐ 向島 ‐ 堤通 ‐ 堀切JCT(東)
接続する道路
高速中央環状線
高速6号向島線
関連する出入口
小菅JCT
江戸橋JCT
箱崎JCT
両国JCT
関連する用語
ジャンクション