京都大学
読み:きょうとだいがく
外語:Kyoto University
京都にある
国立大学
の一つ。略称は「京大」(きょうだい)。本部は京都府京都市左京区。
目次
概要
特徴
学部
ノーベル賞
構造
キャンパス
吉田キャンパス
地図
北部構内
本部構内
西部構内
吉田南構内
補足
学園祭
折田先生像
サークル活動
政治活動
概要
西の名門大学。東の名門である
東京大学
と共に、日本の叡智が集まる大学の一つである。
施設は非常に広い。部外者が建物内に入ってはならないが、敷地内の散策は自由である。中でも、吉田キャンパスと呼ばれる敷地内には博物館やカフェ、レストランなどがあり、これは学生でなくても自由に利用することができる。
特徴
学部
学部と大学院があり、学部は2011(平成23)年現在、次の10がある。
総合人間学部
文学部
教育学部
法学部
経済学部
理学部
医学部
薬学部
工学部
農学部
このうちの理学部と工学部出身者から
ノーベル賞
受賞者が出た。
ノーベル賞
2001(平成13)年までに、京都大学出身者で以下の5名の
ノーベル賞
受賞者を出している。
湯川秀樹
朝永振一郎
福井謙一
利根川進
野依良治
構造
キャンパス
キャンパスは三つある。
吉田キャンパス
桂キャンパス
宇治キャンパス
学部は吉田キャンパスのみにある。桂と宇治を使用する学部はなく、ここには研究所が集まっている。
吉田キャンパス
地図
京都は格子状の街になっていることは有名だが、縦の通りとして東大路通を中心に、次のような配置となっている。
川端通
東大路通
御蔭通
北部構内
今出川通
西部構内
本部構内
東一条通
医学部構内
吉田南構内
近衛通
医学部構内
丸太町通
京大の大学病院は、医学部構内の東大路通側に存在し、病院構内と呼ばれている。
北部構内/本部構内/西部構内に囲まれる東大路通(東山通)と今出川通の交差点「東山今出川」が、京都大学エリアの中心的な交差点である「百万遍交差点」である。学生のためにか、コンビニからマクド、モス、松屋まで、いろいろ建ち並んでいる。
北部構内
一番北にあるのが北部構内。農学部などがある、非常にのどかな領域である。
北東に農学部のグラウンド、北西に農場があり、農場脇の通路は南北を貫き、明らかに学生でない人達が通路として使用している。この通りにはイチョウ並木があり、季節になると足下が酷いことになるほか、「季節の香り」(=悪臭)も風物詩。
北部構内は馬術部があり、馬が頻繁に歩いている。馬糞は、馬に乗りながら掃除するのは無理なので、部員が後から掃除に走るが、それまでの間に誤って踏まぬよう注意して歩かなければならない。
北部生協会館
北部食堂(1F)
北部購買(2F)
喫茶ほくと(2F)
本部構内
中央にあるのが本部構内。
法学部、経済学部、文学部、工学部などがある。
正門は本部構内の南端、東一条通沿いにある。ここを北に入ると、レストランや喫茶などがある建物「百周年時計台記念館」である。
本部構内には数え切れないほどの建物があり、京都大学の中で最も複雑なエリアであるが、不定期に建物の名前が変わるのがヤバい。○学部△号館といった名前が変わりやすくて特にヤバい。
百周年時計台記念館
京大ショップ(1F)
コンベンション・サービスセンター(1F)
時計台生協ショップ(B1F)
時計台旅行センター(B1F)
中央食堂(B1F)
西部構内
色々建物はあるが、地図に記載のある建物は次の通り。
総合体育館
食堂・生協店舗
ブックセンタールネ(1F)
PCセンタールネ(2F)
カフェテリアルネ(2F)
吉田泉殿
物質‐細胞統合システム拠点(コンプレックス1)
国際交流サービスオフィス(日本イタリア京都会館内)
吉田南構内
北は
東一条通
、西は
東大路通
、南は
近衛通
に接する。バス停は、北側の東大路東一条に「京大正門前」、南側の東大路近衛通に「近衛通」がある。
学部を問わない全学共通教育で使用する教室等が存在するエリアである。従って、文化系の部活動はこのあたりのどこかの教室で行なわれることが多い模様。
敷地内はおおむね東西に分かれ、これがおおむね北・中央・南で分かれている。()で併記するのは中の人が使う略称。北から順に記載する。4共10などは教室の名前だが、これら以外にも部屋が存在する。
プロムナード(総人広場)
東側
総合人間学部棟(総人)
吉田南1号館(1共)
学務部
高等教育研究開発推進センター
高等教育研究開発推進機構
吉田南総合館
北棟(共北)
共北11〜12、21〜28、31〜38、3A〜3D
共北ショップ(B1F)
東棟(共東)
共東11〜12、21〜22、31〜32、41〜42
南棟(共南)
共南01、共南11、共南21
西棟(共西)
共西01〜04、11〜12、21〜23、31〜32、41〜42
人間・環境学研究科
総合人間学部図書館(人環総人図書館)
吉田南2号館(2共)
吉田南3号館(3共)
吉田南4号館(4共)
4共10〜14、20〜24、30〜33、40〜41
西側
グラウンド
食堂(吉田食堂)
人間・環境学研究科棟(総人棟)
生協店舗(吉田購買/吉田ショップ)
学術情報メディアセンター(南館) (メディアセンター)
楽友会館(別館)
高等教育研究開発推進センター
楽友会館
近衛館
補足
学園祭
学園祭、いわゆる文化祭である。中学校以上の学校からこれを引いたら何も残らないくらい重要な行事であろう。
毎年11月に催されるため、「京都大学11月祭」という。中の人は単に「11月祭」と呼び、英名はNovember Festivalで略称は「NF」。公式サイトはなぜか
ラオス人民民主共和国の.laドメイン
である。nfはこれしか残っていなかったのかも知れない。
基本的な会場は吉田キャンパスの本部構内および吉田南構内。2010(平成22)年には北部構内にも細々と遠征したサークルがあったが、人は少なく閑散としている上に落ちた銀杏で臭かった。2011(平成23)年は気がついたら終わっていたので確認していない。
2012(平成24)年は、なんと「
吉田同人即売会 キチケット
」と称し、京都大学初の
同人誌即売会
を開催することになった。会場は、京都大学吉田キャンパス 本部構内 総合研究8号館 3階NSホールである。
折田先生像
吉田南構内の風物詩の一つが「
折田先生像
」である。
元々折田先生像とは京都大学の前身の一つだった旧制第三高等学校の初代校長、折田彦市(おりた ひこいち)の偉業を称えるべく作られた銅像だった。
本物が撤去された後、像を模倣して作られたオブジェが毎年のように登場するようになり、京都市内における隠れた観光スポットとなった。但し、その姿は折田先生とは全く異なるものである。
サークル活動
いわゆる部活動。勉強以外にも、様々な活動がなされるのが大学というもの。
サークルには大学の公認と非公認がある。
いずれにしても数は多い。
代表例として、京都大学交響楽団という本格的なアマチュア・オーケストラがある。英名はKyoto University Symphony Orchestraと本格的だが、略称として「KUSO」を堂々と名のる団体でもある。当然ながら「クソ」ではない(らしい)。
創作系の代表は、UNIXの日本語入力システム
Anthy
の開発元である
京大マイコンクラブ
であるが、その他にも、確認された範囲で次のようなものがある。
二次元創作系:
京都大学漫画研究部
、
創作サークル「名称未定」
、
ニコニコ動画系総合創作サークル C.2.B Project
二次元評論系:
京都大学アニメーション同好会
、
京大漫トロピー(漫画評論)
他創作系:
京大SF・幻想文学研究会
、
京都大学推理小説研究会
、
京都大学美術部
ゲーム制作:
京大ゲーム同好会 朽木団
、
松茸定食
、
ひがしのてらこや。
政治活動
学生運動の名残が今も残り政治活動をするサークル(?)が存在する。
全学連(中核派系)、
統一教会
、共産系の青なんとか、ピース・ナビ(系列不明)などが確認されている。
中でも有名なのは中核派だが、他の真面目な学生達も大まじめに「京大から中核派を追い出す方法」などを考えたりもした。壊滅はまだ成功していないが、この馬鹿共は勝手に逮捕されたりして人数を減らしており、早晩自然消滅が期待されている。
また、京都大学時間雇用職員組合 Union Extasyという、気が狂った労働組合系左派もいる。京大本部構内正門付近にバラック小屋を立てて「くびくびカフェ」として営業?していた。構内を転々としながら最後は正門前に設置、約2年半ものあいだ不法占拠を続けていた。
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