YUV |
辞書:通信用語の基礎知識 無線・業務放送技術編 (WBCASTT) |
読み:ワイユーヴィー |
外語:YUV |
品詞:名詞 |
PALで使われているカラー画像の色を表現する方式(色空間)の一つ。
厳密には異なるが、YCbCrやYPbPrとも呼ばれている。
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概要 |
一般的には光の三原色である赤/緑/青の強さで表わすRGB方式が使われるが、YUV方式はRGBで表現された値を元に換算式で計算される数値で色を表わす。
Yは輝度で、UとVは、Uが青系統、Vが赤系統のそれぞれの色の色相と彩度を表わす。
特徴 |
YUV/YCbCr/YPbPr |
YUV、YCbCr、YPbPrは、ほぼ同一視され、呼称も混在している。
しかし厳密には、YUVはPAL信号用のコンポーネント信号をいい、そうでないものはYCbCr又はYPbPrと呼び分ける。
NTSCではクロマ信号にIQ成分を使っていたが、PALでは代わりにUV成分を用いており、これが現在使われているCb,Cr(またはPb,Pr)成分に近いため、このように呼ばれるようになった。
リンク |
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