S/T点
読み:エスティーてん
外語:S/T Point
基本インターフェイス(BRI)の参照構成モデルにおける参照点。DSUとISDN機器(TAなど)、またはISDN機器同士を接続するためのインターフェイス。
概要
T点とS点は、実際には同一のインターフェイスである。
DSUから出てくるのがT点で、T点に接続したPBX等から出てくるのがS点であるが、一般家庭ではPBX等を導入していないことから両者を区別する必要が無いため、両者合わせてS/T点と呼ぶ。
特徴
S/T点で使用するケーブルは、Ethernetと同じRJ-45で、8極4芯モジュラージャックで接続される。
一見Ethernet用と同様であるがケーブルの特性が全く違い、BRIではカテゴリー2(1Mbpsの通信を想定したもの)が使われている。
このケーブルは4-5/3-6のペアで、10BASE-Tや100BASE-TX(1-2/3-6のペア)とは違う。また、このケーブルはツイストペアになっていないため、誤ってEthernetの配線に使用してしまうと通信エラーが頻発することになるので注意が必要である。
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