RPC |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術中編 (CTTRAN) |
読み:アーピースィー |
外語:RPC: Remote Procedure Call |
品詞:名詞 |
クライアントサーバーモデルのネットワーク環境において、システム間で通信を行なうための通信プロトコルの一つ。
分散コンピューティング環境の基盤を形成する。
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技術 |
RPCはOSI参照モデルのトランスポート層とアプリケーション層を跨ぎ、ネットワーク上に分散した複数のプログラムの実行を可能にする。これによりサーバー上のプログラムやサービスをクライアントから実行できるようになる。
種類 |
RPCにはいくつかの種類が存在する。
一般的なものはOSFのDCE(Data Communications Exchange)と、Sun Microsystems/IETFのONC RPC(SUNRPC)の二種類があるが、相互に互換性はない。
Microsoft WindowsのRPCは、OSF-DCEと互換性があるものを採用し、DCOMなど独自の拡張を施している。
実装 |
OSF-DCE系RPCは、Windows用のものも含め、135/tcpおよび135/udpを使用する。
SUNRPCは、111/tcpおよび111/udpを使用する。
リンク |
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