QUALCOMM製チップセットの一つ。発表前のため詳細は不明である。
Snapdragonシリーズは、ARMアーキテクチャのCPUをベースとして各種の電力制御やセンサー、通信機能などの周辺機器を統合したSoC製品として製品展開されており、そのうちのMSM8952はミドルレンジまたはローエンドのチップと予想される。
メインとなるCPU含むプロセッサーは、非対称型マルチプロセッサー(ASMP)である。
製品登場前のため詳細は不明であるが、中華系サイトから情報がリークしている。
以下はこれまでの経緯と、AndroidのGitなどから判断される情報。不正確な箇所が存在する可能性がある。
- CPU ‐ Cortex-A53(1.5GHz)×4コア + Cortex-A53(1.2GHz)×4コア
- メモリー ‐ LPDDR3デュアルチャンネル(933MHz)、eMMC 5.1/SD
- GPU ‐ Adreno 405 (600MHz)
- 音声 ‐ QDSP6 v56、WCD9326 CODEC、SLIMbus
- 無線(RF) ‐ WTR2955 または WTR2955+WTR2655
- モデム ‐ LTE Cat.6、EV-DO Rev A、UMTS/EGPRS、TD-SCDMA
- PMIC ‐ PM8952+PMI8952
- 接続性
- GNSS ‐ IZat Gen8C lite (GPS、GLONASS、Galileo、北斗)
- NFC ‐ I〓Cなどで対応ICを接続可能
- カメラ ‐ デュアルISP、21MPデュアル
- 映像 ‐ H.264/MPEG-2/VP8エンコード/デコード、H.263エンコード、1080p@30fpsエンコード/1080p@60fpsデコード
対応する主要なOSは、次の通り。
メインチップ内のプロセッサー構成は、次の通り。
- Cortex-A53(1.5GHz)×4コア + Cortex-A53(1.2GHz)×4コア (CPU)
- Hexagon (QDSP6)
- Modem (QDSP6 v56)
- LPASS (QDSP6 v56)
- Adreno 405 (GPU)
- Cortex-M3 (RPM: resource and power manager system)
無線周波数ICとして、WTR2955を用いる。
- パッケージ ‐ 821ピンNSP
- 外形寸法 ‐ 12mm×14mm×0.94mm
- プロセス ‐ 28nm LP CMOS
- 半田ボールピッチ ‐ 0.4mm
用語の所属
チップセット (QUALCOMM)
Snapdragon
MSM