HomeRF |
辞書:通信用語の基礎知識 無線技術物理層編 (WCPMD) |
読み:ホームアーエフ |
外語:HomeRF: Home Radio Frequency |
品詞:固有名詞 |
パーソナルコンピューターや家電製品、情報携帯端末を結ぶためのPAN技術の一つだったもの。
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概要 |
1998(平成10)年3月に、業界団体HRFWGにより策定された無線通信規格。
日本でも同年6月にIntel、IBM、NEC、Hewlett-Packardを中心に家電やパソコンメーカー10社でHRFWG日本委員会を設立した。
2001(平成13)年5月2日には後継の規格であるHomeRF 2.0が発表された。
対抗規格にIEEE 802.11b(Wi-Fi)やBluetoothがあるが、特にWi-Fiと競合した結果参画企業がWi-Fiに移ってしまい、HomeRF作業部会は遂に解散することとなった。
特徴 |
仕様 |
HomeRFは、無線免許なしで使うことができる2.4GHz帯のISMを利用して通信する。
通信データは40ビット(HomeRF 2.0から128ビット暗号に対応)の鍵で暗号化されているため、一応の安全性が確保される。
伝達距離は50m〜100m。
後継 |
HomeRFは消滅したため、後継はない。
競合したIEEE 802.11bや、同じくISMを使い至近距離で通信するBluetoothなどが、実用面で考えると後継と言うことが出来る技術である。
リンク |
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