HomePNA |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術システム編 (CTSYS) |
読み:ホーム-ピーエンエイ |
外語:HomePNA: Home Phonline Networking Alliance |
品詞:名詞 |
既存の電話回線を利用した家庭内LANシステム。
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概要 |
今やほぼ100%の家庭に存在する電話回線をバックボーンに利用しながら、音声やISDN、ADSLなどと共存することができる。
日本では全く普及していないが、アメリカではある程度利用されている。
日本におけるこの対抗は、電力線搬送通信(PLC)である。
特徴 |
由来 |
Tut Systemの開発した電話回線を利用する1MbpsのLAN「HomeRUN」をベースに、1998(平成10)年6月に参画した次の計11社が仕様を策定し、HomePNA 1.0を発表した。
版 |
これを著している時点での最新はHomePNA 3.0である。
HomePNA 1.0では、電話/ISDN/ADSLの帯域を避けるために5.5〜9.5MHz帯を用いている。
1999(平成11)年12月にHomePNA 2.0の仕様が発表され、通信速度は一気に10Mbpsにまで上がった。
この仕様は「Recommendations G.989.1」としてITUの承認が得られた。
HomePNA 3.0の仕様は2002(平成14)年9月に承認された。米国時間2005(平成17)年5月9日には「Recommendation G.9954」としてITUの承認が得られた。
最大で240Mbpsを実現し、HomePNA 2.0機器の混在可、VoHPNA(Voice-over-HomePNA)をサポートして同時8件の音声送信が可能などの特徴を持つ。
リンク |
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