バックボーン |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術システム編 (CTSYS) |
読み:バックボーン |
外語:backbone |
品詞:名詞 |
ネットワークにおいて最も上の階層にあるもので、NOC同士の接続や、プロバイダーとIXの接続用の回線のこと。英語で背骨の意。
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概要 |
電話 |
日本の電話を例にあげれば、電電公社時代に敷設された光ファイバーが日本を縦断している。
これを利用してNTTは長距離通話などを行なっている。
つまり日本の電話回線においては、この光ファイバーがバックボーンなのである。
インターネット |
インターネット用の回線を例にあげれば、電話回線を使ってダイアルアップした先にはプロバイダーのLANがある。
そしてそのLANは、より大型のネットワーク(例えばOCN)やNSPIXPのようなIXへと接続されてゆくが、この時に使われる回線は概して高速であり、この速度がそのプロバイダーの速度を決めることになる。このような回線をバックボーンと呼ぶ。
特徴 |
例えばNTTのフレッツを使うと、次のようにIXまで繋がることになる。
フレッツ→ISPや、ISP→IXの部分のように、各接続拠点間を結ぶものをバックボーンという。
これを著している時点では、こういった拠点間の接続にはGbEなどがよく使われているようだ。
リンク |
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