アール・エフ・ラジオ日本
読み:アール-エフ-ラジオ-にっぽん
外語:JORF

 日本で、AMラジオ放送をおこなっている法人。ラジオ日本を運営している。
目次

会社概要

基本情報
 本社の最寄り駅は伊勢佐木長者町駅。

主要株主・関連企業

関連企業
 2010(平成22)年3月現在の関連企業は、次のとおり。

主要株主

放送免許等

中継局

沿革

特徴

読売グループ
 今でこそ日本テレビ・読売グループだが、元から日本テレビグループだったわけではない。その顛末は1977(昭和52)年暮れ、読売新聞社が在京局に対し、巨人戦放送をするにはネット局も含め読売新聞ニュースを放送し、読売新聞のコマーシャルを流さなければならない、という無茶な要求を突き付けたことに始まる。
 フジ・サンケイグループのニッポン放送や、毎日系のTBSラジオがそんな要求を飲めるわけがなく、文化放送も難色を示す中、独立局だったラジオ関東(現在のラジオ日本)はあっさりと条件を飲んでしまった。
 翌1978(昭和53)年の元旦からは、午後4時台の京浜ニュース(神奈川新聞提供)を除いては読売新聞ニュースとなり、さらに翌1979(昭和54)年からは野球中継も「ジャイアンツナイター」となり、この事件を契機として局は完全に読売カラーとなったのである。ちなみに京浜ニュースは2003(平成15)年秋に終了している。

遠山景久
 かつての社長(後の会長)は遠山景久で、1967(昭和42)年に副社長として入社し、後に社長となった。
 この頃の主要株主は遠山景久、遠山佐和子、神奈川新聞社、駒村多賀子、横浜銀行であり、遠山夫妻や親族などが持っていた。
 遠山は政治評論家でもあり、政治姿勢として保守派で徹底した反共だったため、朝日などに対抗するような放送姿勢を敷くことになった。このため労働組合からは解任要求が噴出していたそうである。
 そんなワンマンな遠山一族の体制も、遠山が1993(平成5)年に解任されるまで長く続いた。その後、遠山夫妻が持っていた会社の株の過半数は日本テレビグループが買い上げ、日本テレビの完全子会社となったのである。

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