21MHz帯
読み:にじゅういちメガヘルツたい
外語:21MHz band

 アマチュア無線に用いられる周波数帯域(アマチュアバンド)の一つ。波長は約14m。
目次

定義

概要
 非常に波長の長い地表波であり、電離層反射を利用して遠方との交信が可能である。DXはもっぱら7MHz帯および21MHz帯が使われている。
 春と秋は国外への伝搬がよく、DXが活発化する。
 Eスポが発生した場合は国内通信も伝搬がよくなる。

特徴

一覧
 各周波数は、次のように用いられている。
 以下の使用区別は、電波法第61条、無線局運用規則第258条の2の規定に基づく、平成21年総務省告示第179号「無線局運用規則第二百五十八条の二の規定に基づくアマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」による。
21,000〜21,070kHz
A1A ‐ CW
21,070〜21,125kHz
A1A、F1B、F1D、G1B、G1D ‐ CW、狭帯域データなど
21,125〜21,150kHz
A1A、A2A、A2B、A2D、F1B、F1D、G1B、G1D ‐ CW、狭帯域データなど
21,150〜21,450kHz
全ての電波の型式 (ただし、21,150kHzはJARLによる国際的な標識信号(ビーコン)の送信専用)

特殊な用途
 21,150kHzはJARLによる国際的な標識信号(ビーコン)を送信するのに使われている。

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