文字電話
読み:もじでんわ
かつてDDIポケットが提供した、電子メール専用のPHSサービス。WILLCOMにもそのまま引き継がれた。
概要
文字(テクスト)のみの通常の電子メールに加えて、手書きによる文字や絵を送受信できるメール専用端末と、そのサービス。
音声機能が無い代わりに格安で利用できるという触れ込みで、当時は基本料980円からのプランが用意されていた。
特徴
仕様
具体的には当時のDXメールと同等で、約1,000文字のかな漢字文章の送受信が可能。Pメール端末との交信も可能で、目玉機能として手書き画像送受信が存在する。また端末はH"LINKのコンテンツサービスも利用可能。
手書きメールは、単に画像として送られるため、文字電話対応機だけでなく、全てのH"LINK電話機で受信可能である。
サービス終了
専用端末は次の二機種があったが、既に販売は終了している。
シンプルな仕様なので、機械さえ動作すればいつまでも利用可能ではあるが、端末自体に電波法上の寿命ができたため、2012(平成24)年2月29日を最終日としたサービスの終了が発表された。
これは、2002(平成14)年の電波法関連省令の改正に基づき発着信時の信号伝送に使用する制御チャネルの周波数を移行することになり、それが2012(平成24)年3月1日に実施されることによる。古い端末であるこの専用端末は新制御チャネルに対応していないため、新方式への移行をもって動作しなくなり、もってサービスが終了されることになる。
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