円偏波 |
辞書:通信用語の基礎知識 無線技術用語編 (WCYOGO) |
読み:えんへんぱ |
品詞:名詞 |
電磁波の偏波の一つ。時間の経過とともに、電界と磁界が回転するもの。
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概要 |
地上の無線通信では直線偏波(水平偏波または垂直偏波)が使われる。しかし衛星通信の場合、直線偏波だと衛星の姿勢によって偏波方向が変わってしまい、偏波面が定まらず受信が困難である。
このような時に有効なのが円偏波である。円偏波は水平偏波と垂直偏波の位相を1/2π(90°)ずらして合成したもので、水平偏波も垂直偏波も、また斜め方向の偏波であっても全て受けることが可能である。この特徴から偏波の不一致によるフェージングが軽減できる。
特徴 |
円偏波は回転の方向から、次の二つに分類できる。
おのおの、右旋偏波、左旋偏波ともいう。
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