ファイアウォール |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術安全編 (CTSEC) |
読み:ファイアウォール |
外語:fire wall |
品詞:名詞 |
防火壁。不正なアクセスを防ぐ目的で設けられたゲートウェイのこと。
|
概要 |
二つのネットワーク、例えばLANとインターネットの中間に入ることで、外部からの不正な侵入を防ぎ、許可されたデータのみがこの壁を通過する事ができる。
簡単なものでは、通過させるIPアドレスや通信プロトコル、ポート番号をルーターに設定するというもので、それに合致しないパケットは通さない。
構成 |
OSの機能を利用 |
一般的なものは、FreeBSDなどのシステムのファイアウォール機能を用いたものである。
ネットワークカードを複数枚挿し、片方にインターネット、もう片方にLANを繋げて双方のネットワークを完全に分離させ、このコンピューター上でソフトウェアを動作させることで双方の橋渡し(ルーティング)をし、コンピューターセキュリティを確保する。
どのプロトコル階層で動作するかは、動作させるソフトウェアによる。
境界ネットワーク |
最も大がかりなものとしては、インターネットとLANの境界にそれぞれにルーターを装備し、その二つのルーターに挟む形で小規模なネットワークを作る方法である。
これは境界ネットワークと呼ばれ、そこに要塞ホストと呼ばれる監視コンピューターを用意しておくことで、セキュリティを大幅に向上させることができる。
但しこれは規模が大きい分コストも多く掛かる。
実装 |
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |