ビジートーン |
辞書:通信用語の基礎知識 固定電話技術編 (WTELFT) |
読み:ビジートーン |
外語:BT: Busy Tone |
品詞:名詞 |
主に被呼者が話中であることを知らせるための音。「話中音」ともいう。業界では略称「BT」と表記することが多い。
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概要 |
日本ではダイアルトーンと同じ400Hz±20Hzの正弦波だが、0.5秒間ON、0.5秒間OFFの断続音である。
アメリカでは480Hzと620Hzの和音で、0.5秒間ON、0.5秒間OFFの断続音である。
中継回線の全話中、交換機の故障時を知らせる音でもある。
「お客様のご都合」中であったり、契約が解除されている回線では、電話機を接続して受話器を上げると、ダイアルする前からこのビジートーンが聞こえて来る。
特徴 |
現在の日本において、この音を発信しているのは発信側の交換機であり、着信側交換機ではない。これは共通線信号方式によるもので、この仕組みについては次に述べる。
また同様に、掛けた番号が見当たらない場合の「お掛けになった電話番号は現在使われておりません」などのトーキーも発信側交換機が送出している。ビジーである場合と同様に、着信側の交換機が使われていない番号である旨を返送することで、発信側の交換機は発信者Aに対しその旨を伝えている。
なお、現在のように交換機がディジタル化される以前(共通線信号方式が導入される以前)は、「信号を送り返す」ということが技術的に不可能であったため、ビジートーンもトーキーも、着信側の交換機が出していた。
リンク |
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