netstat
読み:ネットスタット
外語:netstat

 ネットワークでのパケットの衝突具合などを確認するソフトウェア
目次

概要
 Ethernetバス型接続でありCSMA/CD方式のネットワークなので、トラフィックが増えればパケットの衝突(コリジョン)が発生する。
 言い換えれば、衝突の回数はネットワークの混雑度を示していることになるが、このnetstatを使うと、コマンドを実行したホストの状況が一覧できる。
 オプションを指定することで、次のような様々なネットワーク資源の利用状況が把握できる。

特徴

オプション
 ファイル名は殆どのOSで共通化されている。
 ただし、オプションや表示内容などは、実装、OSごとに異なっており、またWindowsでもWindows XP版とWindows Vistaでオプションが違うなど、いろいろ面倒である。

Windows Vistaの場合
オプション機能
-aすべての接続とリッスンポートを表示
-b接続またはlistenポート作成に使われた実行ファイルを表示
-eEthernet統計表示(-sと併用可能)
-fFQDNを表示
-n名前解決・ポート番号によるサービス名解決を行なわない
-opid表示
-p プロトコル名当該プロトコルの接続のみ表示
-rルーティングテーブルの表示(route printと同じ効果)
-sプロトコルごとの統計を表示
-t現在の接続のオフロードの状態を表示
数字表示を数字で指定された秒数の間隔で表示。終了はCtrl+C

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