Microsoft Windows Vista
読み:マイクロソフト-ウィンドウズ-ビスタ
外語:Microsoft Windows Vista
Microsoftの開発した
Windows XP
および
Windows Server 2003
の後継OS。開発コードネームは
Longhorn
(ロングホーン)。
2007(平成19)年1月30日出荷。当初は2006(平成18)年出荷予定としていた。
目次
概要
由来
沿革
バージョン
エディション
特徴
API
Internet Explorer
システム要件
利点
Windows Vistaの功績
個人向けサポート
概要
由来
Windows XPの後継として登場したが、不評で全く普及しなかった。
沿革
2005(平成17)年7月28日: Windows Vista β1を開発者向けに公開
2007(平成19)年1月30日: 発売
バージョン
2005(平成17)年7月27日: Windows Vista β1 6.00.5112
2006(平成18)年5月23日: Windows Vista β2 6.00.5384.4
2006(平成18)年8月: Windows Vista Pre-RC1 6.00.5536
2006(平成18)年9月: Windows Vista RC1 6.00.5600
エディション
Windows Vistaは、用途に応じた複数のエディション(版)が用意されている。
Home Basic (家庭用初心者向け)
Home Premium (家庭用)
Business (企業向け)
Ultimate (全機能搭載)
Enterprise (大企業向け。市販品ではない)
特徴
API
APIは、従来の
.NET Framework
の後継となる.NET Framework 3.0(旧称
WinFX
)が採用される。
Win32
も搭載されるため、旧来のアプリケーションも利用可能である。
このAPIでは、つぎの機能が提供される。
画面描画機構
Windows Presentation Foundation
(開発コードネーム
Avalon
)
非同期通信機能
Windows Communication Foundation
(開発コードネーム
Indigo
)
ファイルシステム
として計画されていた
WinFS
(開発コードネーム)は、実現しなかった。
Internet Explorer
Internet Explorer 7
が搭載される。
システム要件
Intel
Pentium
またはAMD
Athlon
以上
メモリー512Miバイト以上
DirectX 9.0対応のグラフィックスカード
利点
Windows XP
と比較し、次のような点が良いと言われている。
検索が速い
アプリケーション別に音量を設定できる
ClearType
が使える
Unicode
の
サロゲート
に対応
Windows Vistaの功績
Windows Vistaの達成した輝かしい功績は次の通りである。
ハイスペックマシンへの移行を促した
メモリー価格を暴落させた
Windows 7への繋ぎとして互換性問題を緩和した
そしてVistaは嘲笑われたまま消えていった。
個人向けサポート
「Home Premium」「Home Basic」「 Ultimate」の各エディションは、2012(平成24)年4月10日にサポートを終了する予定だっ。
事情は定かではないが、直前になり、これが約5年間延期されサポート期間が2017(平成29)年4月11日までとなっている。
Windows Vistaのようなシェアの少ないOSのサポートを維持し続ける理由について、様々な憶測が乱れ飛んだ。Vistaは使い物にならないが、後継の7はまだバグが多くて信頼性が低いためかと見込まれている。
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