INT_PTR
読み：イント-ポインター
外語：INT_PTR

　Microsoft WindowsのAPIなどに使われている、Cの変数型の一つ。ポインター長のint。
　Win32環境では32ビット長、Win64環境では64ビット長である。
目次
主な用途
　Windowsアプリケーションで、64ビット対応をする場合、intやINTを、INT_PTRに置き換える作業が主となる。
　例えば、ダイアログのコールバック関数の返却値はINT_PTRで定義されることが多いようである。
特徴
定義
　INT_PTRは「ポインター長のint」であり、これを「int長のポインター」と考えることは誤りである。
　Microsoft Visual C++ 2008環境では、次のように定義される。
　Win32プラットフォームでは__int32、Win64プラットフォームでは__int64として定義される。
過去
　現在の定義では、INT_PTRはLONG_PTRと同じである。
　かつてはINT_PTRはintのtypedef、LONG_PTRはlongのtypedefだったため、このような名前となっているのである。
　BaseTsd.hには、古い環境での定義が今も残されている。
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