HyperTransport 2.0
読み:ハイパートランスポート-にーてんゼロ
外語:HyperTransport 2.0

 AMDなどが開発した、マザーボード上に実装されるチップ間インターフェイスHyperTransportの第二版。
 HyperTransport 1.1の後継で、HyperTransport Technology Consortiumが管理とライセンス供与を行なっている。
目次

特徴
 2.0では、接続速度が1.xと比べ最大75%向上、パソコンと周辺機器間、パソコン同士の高速接続を実現するPCI Expressにも対応する。

機能拡張点

バス周波数
 バス速度が向上した。
 1.1ではバス周波数800MHzで、最大帯域幅は12.8Gバイト/秒だったが、2.0ではバス周波数が1.0、1.2、1.4GHzに向上し、最大帯域幅は1レーンあたり2.0、2.4、2.8Gバイト/秒に高速化され、全体で最大22.4Gバイト/秒となった。

物理層
 物理層の仕様に関しては大きく変更されておらず、1.1規格との上位互換性が保たれている。

対抗規格
 この規格に対抗するIntel規格のバスには、次のものがある。
 これらについては、1.xの頃と変わらず、PCコンポーネント間接続に関してはPCI Expressである。
 HyperTransport勢としては、規格の競合を避けるために、PCIの後継はPCI Expressとし、HyperTransportは内部バスとしてのみ用いることにした。

再検索