カナキー
読み:カナキー
外語:KANA key
古典的な日本語キーボードに存在したファンクションキーの一つで、かなを入力する際に用いられたロックキー。
概要
日本語をキーボードから入力する際の方法の一つとして、キートップに書かれた「カナ」から入力する方法がある。
その際に、アルファベット入力との切り替えスイッチとして用意されているのが「カナキー」である。しかし、このキーが誤ってロックされていた為に、ディスプレイを見ずに入力した英数データが全部カナになっていた等の悲劇を生んだ。
特徴
機種ごとの名称
MSX
MSX(1)は「カナ入力」のみだが、MSX2以降では、単にかなキーを押せば「カナ入力」、SHIFTキー+かなキーでローマ字入力が可能である。
MSXシリーズも「かな」と「CAPS」が有効なときには各々LEDが点灯する仕様があり、「かな」点灯時は「ひらがな」、「かな」と「CAPS」点灯時は「カタカナ」が入力できる。
現状
国産の製品は、大抵のものに付けられていた。
しかしPC/AT互換機用の日本語キーボードではついに専用のカナキーは用意されなかった。ソフトウェアの実装(特に日本語入力システム)にもよるが、概ねCtrlキー+CapsLockキーなどで代用される。
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