Dart
読み:ダート
外語:Dart
Googleが2011(平成23)年10月10日(デンマーク時間)に発表したプログラミング言語。JavaScriptの代替を目指すスクリプト言語。altJSの一つ。
概要
- 枠組み ‐ 命令型、関数型、オブジェクト指向
- 型付け
- Dart 1 ‐ 動的型付けまたは静的型付け
- Dart 2 ‐ 静的型付け+型推論
- 初出年 ‐ 2011(平成23)年
- 設計者 ‐ Google
- 開発者 ‐ Google
- 最新版 ‐ ?
- 言語影響関係
- 主要動作環境 ‐ 幾つかの処理系
- 拡張子 ‐ .dart
- ライセンス ‐ BSDライセンス
特徴
由来
JavaScriptには様々な欠点があるが、その解決としてGoogleは新言語を提案した。それがDartである。
Dartは、Webブラウザーなどに搭載される仮想計算機Dart VMで動作するほか、JavaScriptに変換するコンパイラーでJavaScriptに変換し、Dart未対応の通常のWebブラウザーでも動作させることができる。
その後
Googleは、Dartの仮想機械をChromeブラウザーに搭載することを想定していた。
しかしDartは普及することがなく、最終的に仮想機械のChromeブラウザーへの搭載は断念され、更にGoogleは2017(平成29)年にGoogle社内の標準プログラミング言語としてDartと競合するTypeScriptを選択した。
開発自体はその後も続き、2018(平成30)年2月にはDart 2を発表した。
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