altJS
読み:おるとじぇいえす
外語:altJS
JavaScriptの代替品となるスクリプト言語の総称。
概要
JavaScriptは、元々大規模な開発が想定されていたとは思えない言語仕様である。しかし21世紀を迎えた今、社会を支えるほどの実用的な言語となっている。
しかしJavaScriptにも欠点、欠陥、問題点は数多い。そこで、「より簡単に書ける言語」という需要がうまれ、結果作られた多数の言語を総じてaltJSという。
altJSは、JavaScriptに変換して実行されるのが特徴となる。
特徴
傾向
どの言語も、「JavaScriptに変換できる、JavaScriptではない別の何か」であるが、これら言語の開発の発端は概ね、JavaScriptには次のような致命的欠陥があったためである。
この大規模開発に向かない仕様を改善すべく、別の言語を作ったわけである。従って概ね、次のような特徴を持つことが多い。
種類
次のような言語が代表的である。
altJSの今後
JavaScriptが動的型付け言語であることは今さら変えようがないが、クラスなど他のオブジェクト指向言語によくある機能についてはECMAScript 2015から導入された。
ここから、JavaScriptはいきなりモダンなオブジェクト指向言語へと変貌を遂げていくことになる。
また、altJSの一つCoffeeScriptが導入した構文糖、アロー関数のうち、ファットアロー関数から得られたヒントがECMAScript 2015へと取り込まれた。
かくして、JavaScriptとaltJSの格差は減りつつあり、であるならば敢えてaltJSで書かずとも直接JavaScriptで書けば良いのでは、という動きも出てきており、結果としてaltJSはある一定以上には普及しないものとなっているようである。
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