Google
読み：グーグル
外語：Google

　検索エンジンや、様々なインターネット関連サービス、ソフトウェアなどを提供するアメリカの企業。及び、この企業が提供するサービスのブランド名。
目次
概要
　スタンフォード大学の大学院生が1998(平成10)年に設立したベンチャー企業である。名前の由来はgoogol(10100)をもじったもの。
　元々の主力サービスは検索エンジンで、その強力さから同業他社の(強力でない)サービスを次々と消滅させ名を馳せ、やがて様々なWebサービスを経て、Androidではオペレーティングシステムの世界でも業界トップとなった。
イースターエッグ
隠しコマンド
　Googleには、検索のキーワードで変わった動作をするイースターエッグ(隠しコマンド)が多数存在する。
　基本的に役に立たない機能だが、Googleらしい遊び心である。
　検索は様々な表記ゆれにも対応しており、定冠詞のtheなどは省略しても同様に機能する。
一回転(do a barrel roll)
　Googleで「do a barrel roll」または「Z or R Twice」または「一回転」を検索すると、画面が一回転する。
　酔いやすい人は注意。
斜め(askew)
　Googleで「askew」または「斜め」を検索すると、画面が少し斜めになる。
blink html
　Netscape Navigatorが独自に実装したが、Internet Explorerでは対応せず、後にMozilla Firefoxも廃止したため過去の存在となったHTMLの<BLINK>要素。
　Googleで「blink html」を検索すると、検索結果の「blink」「html」「ブリンク」などが点滅する。
再起(recursion)
　Googleで「recursion」または「再帰」を検索すると、「もしかして: recursion」や「もしかして: 再帰」と表示される。
　もしかして機能で再帰が再現されている。
換算機能
ブルームーン(満月)の周期
　様々な単位換算機能を持つGoogleであるが、満月の周期を「once in a blue moon」で得ることができる。結果は次の通り。
　1.16699016 × 10-8 ヘルツ
　ブルームーン(満月)は19年に約7回の周期であるが、ヘルツは秒単位の次元なので、日単位まで掛け算をしてあげると、それなりの値であることが分かる。
　例えば「once in a blue moon*19*365.2422*86400」を検索すると次の通り。
　once in a blue moon * 19 * 365.2422 * 86 400 =
　6.99241832 ヘルツ
　19年で約7回の頻度ということが分かる。
電卓機能
人生、宇宙、すべての答え
　Googleで「人生、宇宙、すべての答え」や「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」などを検索すると、電卓機能で「42」が解として得られる。様々な表現のゆれにも対応している。
　英語で「the answer to life the universe and everything」や「the answer to the ultimate question of life the universe and everything」などを検索しても同様である。
　これは、イギリスのSF作品「The Hitchhiker's Guide to the Galaxy」(邦題 銀河ヒッチハイク・ガイド)で宇宙人が作ったスーパーコンピューターが750万年かけて導き出した解答を元ネタとする。
number of horns on a unicorn
　ヨーロッパの聖獣で、一本の角を持つ白馬、一角獣とも呼ばれるものがユニコーンである。
　Googleで、英語でユニコーンの角の数を意味する「the number of horns on a unicorn」を検索すると、電卓機能で「1」が解として得られる。
　一角獣の角の本数を忘れた時に重宝する。
グラフ機能
　関数を検索するとグラフで表示する機能があるが、愛の告白に適した検索結果としてよく上げられているのが、次である。
　sqrt(cos(x))*cos(300x)+sqrt(abs(x))-0.7)*(4-x*x)^0.01, sqrt(6-x^2), -sqrt(6-x^2) from -4.5 to 4.5
　画面にハートが描き上げられる。
ゲーム
zerg rush
　画面に現われる o をクリックして消していくという単純なアクションゲームである。
atari breakout
　Google画像検索で「atari breakout」を検索すると、ブロック崩しが始まる。
　音量注意。
再検索