Apache OpenOffice
読み:アパッチ-オープンオフィス
外語:AOO: Apache OpenOffice

 フリーソフトウェアとして開発中の、オフィス系アプリ群(オフィススイート)の一つ。
目次

情報

概要
 Sun Microsystemsを買収したOracleだったが、フリーソフトウェアには興味関心がなく、OpenOffice.orgも酷く腐敗させてしまった。OpenOffice.orgの人気は落ち、派生したLibreOfficeが「事実上の後継」とまで言われるようになる始末。
 OracleはOpenOffice.orgには旨味がないと判断、ソースリストとOpenOffice.orgの商標Apache Software Foundationに譲渡し、以降はIBMのスポンサードで開発が継続されることとなった。
 最初のバージョンは2012(平成24)年にリリースされた。
 機能面などでLibreOfficeに対抗できるのかどうかは今はまだ定かでないが、ライセンスがApacheライセンスとなっている点が特徴で、また魅力的な点でもある。
 しかし深刻な開発者不足のため、プロジェクトは終了寸前であるとされている。

特徴

主な特徴
 OpenOffice.org 3.3に対し、Apache OpenOffice 3.4.0は次にような特徴を有している。

沿革

バージョン3.4

バージョン4.0
 IBMが開発したOpenOffice.orgの派生版「Lotus Symphony」の機能を統合、各種プロパティ変更が可能な新しいサイドバーパネルの機能が追加された。
 さらに、Microsoft Officeとの互換性、印刷プレビュー機能、パフォーマンスなどの改善が図られている。

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