ATX電源 (規格)
読み:エイティーエックスでんげん
外語:ATX Power supply

 ATXフォームファクターを採用したマザーボード規格で使われている電源ユニット(電源装置)の総称。
目次

概要
 実際には様々な規格が存在し、これらの総称である。
 電源装置自体が制御用のプロセッサーを持ち、ソフトウェアで電源のON/OFFなどを行なうことができるのが特徴。

特徴

基本仕様
 ATXフォームファクターは長く使われており、またATXの後継フォームファクターなどもあるので、その歴史の中で様々な規格が作られ使われている。
 利用者として重要な規格のポイントには、電源装置の寸法、供給電源容量、そしてマザーボードに接続するコネクターの仕様がある。

主なもの
 主要なものだけでも、次のようなものがある。

派生規格

メインコネクター
 メインコネクター(MBUコネクター)は、基本的には10ピン×2列の20ピンが使用される。
 ただしBTX/ATX 2.2マザーボード以降では、より大容量の電流に耐えられるように12ピン×2列で計24ピンにピン数が増やされたコネクターを使う、EPS12V電源の仕様を輸入、採用したEPS電源を使用する。

補助電源コネクター
 必要に応じて追加コネクターを用いる。
 例えばPentium 4以降で使うATX12V電源では、メインコネクターに加えて2ピン×2列の4ピンコネクター(ATX12Vコネクター)を用いる。
 EPS12V電源ではこれが8ピンに増えたものを使うが、両方に互換性にある電源装置は、中央で4ピン+4ピンに割れるようになっている。

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