ノートパソコン
読み:ノートパソコン
外語:note personal computer
筆記帳(ノート)サイズで持ち歩き可能なパーソナルコンピューターのこと。メーカーにっては「ブックパソコン」と称する場合もある。
概要
主として液晶画面とキーボードが折り畳み式になっていて、全体の大きさがA4ファイル相当かそれ以下のサイズで主としてバッテリー駆動が可能となっている、パーソナルコンピューターやEWS等をいうことが多い。
ノートとは言いつつ、大きく分厚いものが多いため、カバンに入れると他の書籍が入らなくなる。
現在は、小型軽量化も進み、単にノートというとA4程度〜サブノートと呼ばれる程度を指し、より小型のカテゴリーとしてミニノート、薄型ノートなどがある。
特徴
語源
この語の語源は、1989(平成元)年12月に発売されたNECのパソコン、98NOTEである。
ノート型パソコンの先駆けとなったのは、98NOTEからさかのぼること半年、1989(平成元)年6月に東芝から発売されたDynaBookであるが、これを見たNECは「パソコンとは、本のように中身が決まったものではなく、ノートのように使う人が自由に書き足せるべきもの」と考え、NOTEという名称に行き着いたものとされている。
種類
時代とともに、様々なものが登場している。
↑大型
↓小型
傾向と情勢
スマホやタブレット(特にiOSまたはAndroidであるもの)が普及して以降、ノートパソコンの需要は激減した。メモを取る程度から簡単な作業程度までは、スマホやタブレットで充分であり、ノートパソコンは必要がなくなったからである。
またプレゼンテーションなども、Android用やiPad用のPowerPointなどの製品が存在するため、この需要でも必ずしもノートパソコンは必要ではなくなった。
Windowsで動作するゲーム需要は停滞気味ではあるが、コロナ禍における巣ごもりの影響もあって若干の伸びが観測されているようである。ゆえに移動中にWindows用ゲームをプレイするという需要は、多くはないだろうがある程度は存在すると見込まれる。
そんな中で、ノートパソコンは更なる小型軽量化を進め「Windowsが動くタブレット」的な製品展開が増え、外出先でも使えるWindowsが使える携帯ゲーム機、といった様相を呈する製品も増えてきた。これらはモバイルノートPC、更に小型なものはUMPCと呼ばれている。
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