セルフパワー |
辞書:電算用語の基礎知識 計算機PC内部技術編 (TCPC) |
読み:セルフパワー |
外語:self power |
品詞:名詞 |
ACアダプターを使用するなどで、自前(self)で、電源(power)を調達供給するもののこと。
|
概要 |
ACアダプターや、機器に内蔵された電源回路を利用してAC100Vなどの電源を引きこみ、自力で電源を調達する機器のこと。
特に、USB HUBで、この表現が多用される。
対義語はバスパワー。
特徴 |
USB HUB |
USB 1.1およびUSB 2.0では、ケーブルあたり最大で+5V 500mAを供給する。
USB HUB自体は、パーソナルコンピューター等から最大で+5V 500mAを得ることができる。しかし、複数のポートに電源を供給することになると、得た電流以上の電流を供給することができない。
そこで、ACアダプター等を利用し、各ポートに最大で+5V 500mAを供給できるようにする。これがセルフパワーである。
USBの仕様上、セルフパワーではVBUSに+5V(4.75V〜5.25V)を供給するとしている。
USB機器 |
USB機器のセルフパワーとは、USBを使ってパーソナルコンピューター等と接続をするが、電源をUSBに依存しないものをいう。
大きな電流が必要な装置では、自前で電源を得て、USBは通信のみに用いる。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |